常にシステム情報が見えるようにしたい、CPU使用率とか温度とかメモリやHDDの容量とか。そんな願いを叶えてくれるWindows Vistaのサイドバーガジェット「MultiMeter」と「HWMonitor Meter」。
ガジェット自体は入れても何も表示されないので、かなり細かな設定が必要です。これが大変でした。
(追記1)記事の最後に設定ファイルをアップしました。
(追記2)Windows7用に設定ファイルを変更しました。
MultiMeterの設定ファイルをWindows7デスクトップガジェット用に修正
完成したのがこれ。ここまでくるのに数時間費やしました。
どちらも同じサイトで配布されています。ダウンロードするにはユーザー登録が必要みたいです。
ダウンロードサイトは閉鎖してしまいました。
MultiMeter
MultiMeterはCPU使用率・メモリ使用量・HDD使用量・ネットワーク状況等をモニタリングできるガジェットです。
CPUは使っているCPUの名称やクロック数、各コアの使用率など、使用率をグラフにして表示することもできます。
メモリでは全容量や使用量、空き容量など、今起動しているプロセスで一番多くメモリを使用しているプロセスとその使用量なんかも表示してくれます。
HDDは自由にドライブを登録して使用量などを表示。
ネットワークでは、ローカルIP・グローバルIPや現在の通信状況、起動から現在までのアップロード・ダウンロード容量など。
以下ページからダウンロードしてガジェットをインストールします。
SFKilla – Multi Meter
ここからが大変。ガジェットを入れただけでは何もない空っぽの状態なので何の項目を表示するのか、どこに表示するのかを全て自分で設定しなければなりません。
アイコンはIntelのサイトからロゴを拾って加工したり、アイコンの配布サイトを巡ってHDDやメモリのアイコンを探したり。
とにかく自由に作れる分、設定方法を理解するのにしばらくかかりました。
某掲示板で参考になりそうな画像があったのでそれを参考にしてみたりしながらなんとか完成しました。ほんとはHDDもメーターを表示したかったんですが項目が足りないので断念。
HWMonitor Meter
HWMonitor Meterはその名の通りHardware Monitorの内容をサイドバーに表示できるガジェットです。CPUやGPUの温度、電圧などベンチマークやオーバークロックには欠かせないツール。
当然ですがHardware Monitorがないと使えません。
CPUID – Hardware Monitor
そしてHadware Monitorをバックグラウンドで起動するためのHW Monitor TrayをHadware Monitorと同じフォルダに入れ、ショートカットをスタートアップに登録して常駐させます。
あとはHWMonitor Meterのガジェットを入れて設定します。
これもMULTIMETERと同じように設定します。
背景の枠やアイコンは予め入っているものもありますがPNG形式の画像を作って自分で登録することも可能です。
設定が大変なのとサイドバーのメモリ使用量がちょっと増えるのがデメリットですが20~30MB程度なのでそれなりのスペックなら問題ありません。あと設定画面を開くときがけっこう重いです。
以前もサイドバーで便利なガジェットの記事で紹介しましたが便利なガジェットが豊富にあるのはVistaのメリットです。
コメント
あとでiniや作ったアイコンをまとめてアップしようと思います。
なんとかiconも作成できまして同じようにガジットに登録できました^^説明ありがとうございましたm(_ _)m 色合いが良くてステキだと思います♪
無事登録できたようでよかったです。
ドライブの数が5個と無駄に多いです。
5個より少なければバーを入れるなどして埋めてみるといいかもしれません。