Core i7 930 の低電圧オーバークロック

インテル Boxed Intel Core i7-930 2.80GHz 8MB BX80601930

EVGA X58 FTW3で組み、けっこう大雑把な設定でi7-930を3.78GHzにオーバークロックしています。無駄な電力を減らすために、さらに詰めて、より電圧を下げて使える設定を探ってみました。


ftw3_bios_vcore.jpg
まずは定格クロック(133MHz x 21)に戻し、どれだけVcoreを下げて安定できるか試してみました。定格のVcoreは確か1.20Vくらい。
EVGA X58 FTW3ではVcoreを1.00V~2.00Vの範囲に設定できます。
いきなり最低の1.0000Vに設定。With VDroopにして負荷時に電圧が上がらないようにしています。
Core i7 930 (133x21) 1.00V
あっさり起動してOCCTもパス。定格なら1V以下でも余裕っぽいですね。
これ以上Vcoreは下げられないので、今度はBCLKを上げてどこまでオーバークロックできるかを試しました。
2.940GHz (140 x 21)クリア!
3.003GHz (143 x 21)クリア!
Core i7 930 (148x21) 1.00V
3.108GHz (148 x 21)クリア!
メモリの情報を載せ忘れましたが設定は変更なし。148×10の1480MHzで動作しています。
これ以上上げるとOCCTの負荷中にエラーが出始めます。
わずか1V (0.976V)で10%以上のオーバークロックを達成しました。
温度も50℃半ばとかなりぬるい。夏場ならこれくらいで動かすのもいいかもしれませんね。
この結果を元に、目標とする3.8GHzが安定するできるだけ低い電圧を探っていきます。
Core i7 930 (148x21) 1.00V
最終的にクロックは 3.822GHz (182MHz x 21)、Vcoreは1.164V (BIOS 1.18750V)で安定しました。
メモリは2:10だと1820MHzとメモリのスペックを超えてしまうので2:8にして1456MHzで動作しています。
温度も70℃ギリギリで安心できるレベルです。
電圧を上げれば当然消費電力も温度も増大します。

Vcore 消費電力 コア温度
IDLE LOAD IDLE LOAD
1.0000V (0.976V) 163W 260W 42℃/39℃/43℃/41℃ 57℃/55℃/56℃/55℃
1.1875V (1.164V) 173W 295W 44℃/41℃/44℃/43℃ 71℃/69℃/68℃/66℃

アイドル状態で10Wの差、OCCT実行時で35Wの差が出ました。
定格でも温度が高くて困っている方にはかなりおすすめ。
電圧を上げる分には危険が伴いますが、下げる分には危険性はかなり少ない。
オーバークロックは自己責任で!


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