Synology社の小規模オフィスやホームユーザー向け4ベイNASサーバー「DS411j」をレビューさせていただくことになりました。
Synologyという会社の名前を今回初めて聞きました。台湾のNASを専門に製造するメーカーで、欧米などを中心にかなり実績のあるメーカーのようです。日本ではまだそれほど販売しているとこはなく、最近になってamazonで取り扱い始めた程度です。
製品の概要を見る限り、かなりいろんなことができそうなので数回に分けて記事を書く予定。まずは設置から。
製品の特徴
- 最大容量12TB(4x3TB HDD)
- 対応RAID : Synology Hybrid RAID, Basic, JBOD, RAID 0, RAID 1, RAID 5, RAID 5+Spare, RAID 6, RAID 10
- ファイルシステム : EXT4, EXT3, FAT (外部のみ), NTFS (外部のみ)
- プロトコル : CIFS, AFP, NFS, FTP, WebDAV, iSCSI, Telnet, SSH, SNMP
- Windows 2000以降, Mac OSX 10.3 以降, Ubuntu 9.04 以降, iPhone OS, Android OS , Windows Mobile他
- Download Station : BitTorrent、FTP, HTTP、eMule、およびNZB
- Audio Station : インターネットラジオ, iPod 再生, ストリーミング等
- DLNA/UPnP 準拠のメディア サーバー
- DiskStation Manager : バックアップ, Apple Time Machine
- Photo Station : インターネットでの写真公開, Coolirisによる3D写真
- iPhone, Android対応アプリ
なんかもういっぱいw
NASでできることはほぼ全て網羅している気がします。モバイル用アプリが5種類もあったりと、リモートアクセス機能は充実していそうです。
開封。4ベイもある割にはコンパクトで軽い。キューブ型PCを一回り以上小さくした感じ。
付属するのは、本体、ACアダプタ、LANケーブル、ネジ類、セットアップディスク。
ACアダプタで稼動するから本体が軽いんですね。
背面にはUSBポートが2基、あと排気ファンが2基、NASにとって静音性は非常に重要なので気になります。
まずはHDDを取り付けます。本来HDDは別売りですが今回のためにHDDも付いていました。500GBx3台。なぜ3台なのか理由はわかりませんが、余っていた500GBがあったので4台取り付けます。
背面にある4箇所のネジを手で回せば簡単にはずせます。同時に本体を覆う金属の部分も外れます。
トレイには底の部分にネジ穴があり、2.5インチのHDDやSSDも搭載できます。
トレイを取り出してHDDをネジで固定。
全てのトレイを取り付けたら、サイドからトレイを本体に固定して蓋を閉めて終了。
電源ON。
続いてはセットアップです。付属のディスクを入れてインストール。
以降は次回の記事で。
続き→ Synology 4ベイNAS DS411jをレビュー 【初期設定編】
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