【レビュー】PCケース Fractal Design Define R5 で組んでみた


今まで使っていたケースが4年以上経過してあちこち劣化してきたので新しいケースを探していたところでFractal DesignにてDefine R5のレビュー企画があり、レビューさせていただくことになりました。


今まで使っていたのは、Corsair Obsidian 800D(CC800DW)。とてもいいケースで10年は使えると当初は思っていたものの、4年以上毎日使っているとさすがにあちこちに劣化が見られるようになってきました。代理店などで代替パーツの販売もしていますが、終息品のため手に入りにくく、価格もそれなりにします。とういことで新しいケースを探していたところでした。

ケースの外観・内観チェック

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Define R5とCC800Dの大きさを比較。ミドルタワーとフルタワーなので高さも奥行きもかなり小さい。すごくコンパクトなケースに見えます。しかし、これだけ大きさが違うにもかかわらず、Define R5の重量は12.8kgと2kg以上も重い。厚めの鉄板が使われているのか静音性は高そうです。

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シンプルなフロントのインターフェース。USB2.0と3.0がそれぞれ2つついます。たいていのケースは前面にコネクタがついていますが、それだとケーブルの重さなどでコネクタが壊れやすいと感じていたので上向きのコネクタはそのまま上に置けるし使い勝手は良さそうです。

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フロントドアを開けるとドライブベイと吸気用のファンがあります。標準で14cmファンが一つ搭載されており、下にもう一つファンを追加することができます。ドアをはじめ、パネルの裏側には吸音シートが貼ってあります。
またドアは、ヒンジの部分を逆側に取り付ければ右開き、左開きどちらにも変更できます。私の場合は座る場所の左側にケースを置いているので標準の左開きのまま使います。

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ドアを開けた上部の真ん中より少し左にあるのがファンコントロールのスイッチです。3つまでのファンをつなげて3段階でスピードを調節できます。もう別にファンコンを用意しなくていいんだ・・・

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ドアを開けると底面にあるフィルターを引き出してフィルターの清掃ができます。CC800Dにも同じようなフィルタはありましたが背面から引き出すために毎回ケースを動かさなければなりませんでした。これが不便で掃除せずいつのまにか埃がビッシリってことがあったので前面から引き出せると掃除が捗ります。

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ケース内部。目に付くのが右にあるケージ。HDDやSSDを最大8台まで搭載できます。ケージは3台と5台の2つに分かれていて取り外したり、レイアウトを変更したりと用途に合わせて変えられます。

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背面側です。真ん中に2つある白いのは何だろうと調べてみたらSSDを取り付けられるマウンタでした。ドライブベイに取り付けるものと思っていたので目から鱗でした。確かに、SSDはHDDのように振動や熱を気にすることがないので空いているスペースを使って取り付けできるのはいいですね。
普通のケースより裏側のスペースはかなり広いので側面パネルがもっこりしてしまうこともなさそうです。

実際に組んでみる

今まで使っていたケースからパーツを全てはずしてお引越しです。
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まずは電源。今まで750Wのものを使っていましたが、3年くらいたってるし、スペック的にもオーバー気味だったので650Wに買い換えました。サイズも小さくなったのでこのケースでも使いやすい。
ケーブルはとりあえず全部背面にある穴を通して背面へ。

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そしてマザーボード。拡張カード類は外した状態で取り付けます。クーラーはそのままでもケーブルは挿せそうだったのでそのまま。マザーボードに電源やフロントパネルのケーブルをつなげていきます。
かなり背が高めのCPUクーラーでしたが、奥行きは十分でした。

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そして拡張カードを取り付けます。気になっていたのは30cmくらいあるビデオカードのGTX970でした。入らなかったらケージを外そうとおもっていましたがけっこう余裕をもって取り付けられたのでケージはそのままでも大丈夫です。
写真ではビデオカードを指す位置を間違えてしまい、実際には下から2段目、3段目のスロットに取り付けています。

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次にドライブ類。SSD2台を背面のマウンタに取り付けてみました。電源ケーブルの先端なら問題ないですが中間にあるコネクタだとケーブルをしっかり折らないと取り付けしにくいです。SATAはL型よりストレートなコネクタがベター。

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HDDをマウンタに取り付けてケージへ。防振用のゴムが付属しています。

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HDDはケージの一番上へ2台取り付けました。ケージは後でケース内の温度やエアフローを見て外すか決めようと思います。

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BDやカードリーダーを取り付けて、さらにフロントの14cmファンを追加しました。追加したのはこれ↓
GELID ケースファン 14cm SILENT14
静音性は高いし、標準ファンと同じ白いブレードなので見た目もマッチしています。

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裏側はこんな感じ。スペースが広くてケーブルの取り回しはかなりしやすかったです。

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最終的にこうなりました。スペックは以下の通り。

CPU Intel Core i7 2600K
CPUクーラー Thermalright HR-02 → サイズ 虎徹
電源 Corsair CMPSU-750HXJP
マザーボード ASRock Z68 Extreme4 Gen3
メモリ DDR3 SDRAM PC3-12800 4GB x4
ビデオカード GIGABYTE GV-N970WF3OC-4GD
サウンドカード Creative PCI Express Sound Blaster X-Fi Titanium Professional Audio
SSD ADATA SX900 (128GB) & Transcend TS128GSSD370 (128GB)
HDD WD30EZRX x2
OS Microsoft Windows 7 Professional 64bit

主にFF14などゲーム用なので、ゲーム中の各温度を見てみましたが、CPU・GPUともに50度弱と温度は問題なさそうです。夏場などはファンの速度をあげたり、天井のパネルを外すして排気ファンを付けるなどして調整すれば問題ないと思います。
ファンの音も全く気にならず、ドアを開けたときと閉めたときではっきり音が変わるくらいファン音は遮断されていました。

まとめ

現状のスペックがフルタワーの必要がないということもありますが、ミドルタワーのケースにもかかわらずそれを感じないほど内部はスペースに余裕があり、組み立ては非常に楽でした。
標準搭載のファンコン、前面から取り出せる底面フィルター、SSDの背面マウントなどなどかゆいところにも手が届くような便利なケースです。
@Sycomなど有名なBTOショップでも採用されていて、SLIのハイエンド機まであり、静音PCでもゲーミングPCでも用途に応じてカスタマイズできるので、ケースに迷ったらとりあえずこれと自信を持っておすすめできます。
Defineシリーズは以前から評価が高く人気のケースですが、今回初めて組んでみて人気の高さを実感しました。

2016/07/12 追記

組んでから1年以上経過していますがトラブルもなく安定しております。
使い続けて気になった部分はフロントのUSBポート。上向きは便利ではあるのですが、埃が入りやすいという問題がありました。
そこで普段使わないポートはコネクタキャップを付けて防塵しています。
夏になり暑くなってきましたが温度はそれほど上がらずファンも静かです。
変えた構成といえばCPUクーラーをサイズの虎徹に変えました。以前よりもコンパクトですがしっかり冷えます。

2016/11/22 追記

ケースはそのままで中身をごっそり入れ替えました。
Core i7 6700KとGeForce GTX 1070で自作PCをリニューアル

 

  1. よさげなケースですね。
    ただ、レビュー企画といえど、イマイチな点も書くべきだと思います。
    良くない点もあえて書くことで、見てる側は信用できると思います。

  2. このケース、静音性・冷却性・拡張性・耐久性・メンテナンスのしやすさ等かなりいいケースですよね。
    問題があるとすれば、ケースについているファンコンでしょうか
    このファンコンにファンを接続して使うと、ファンコンにつながる配線から発火することがあるみたいです
    ファンコンのに接続される配線の流れを見てみると、一つのケーブルを3つに分岐しているのと同じみたいです(たぶん此れが原因)

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