基本的にずっとiPhoneユーザーですが、仕事上どうしてもAndroid端末が必要なこともあり、新たにAndroid端末を購入しました。
新しくて値段もそこそこのを探して目に留まったのはASUS ZenFone4。メインで使うわけでもないのでもっと安いのでも良かったんですが、できるだけOSは新しい方が良かったのでAndroid7.1のZenFone4に決定。回線はdocomo。
ASUS ZenFone4のスペック
ASUS(エイスース)と言えばパソコンを自作している人にとっては知らない人はいないくらいの超有名メーカーです。
ASUSの子会社であるPegatronはiPhoneの製造を請け負っているくらいなのでASUSがスマートフォンを作っても何も不思議なことではありません。
本体以外にACアダプタ、USB-C充電ケーブル、イヤホン、カバー、マニュアルがついてきます。シンプルなシリコン製のカバーですが最初からついてくるのはうれしい。
大きさは幅75.2mm×高さ155.4mm×奥行き7.5mm。今使っているiPhone8と比べるとかなり大きいです。iPhone8でさえ大きいと感じていたのでとてつもなく巨大に感じます。それでもiPhone8 Plusに比べたら少し小さい。
内蔵ストレージ:64GB
CPU:Qualcomm® Snapdragon™ 660 (オクタコアCPU)
GPU:Adreno 512
メモリ:6GB
バッテリー容量:3,300mAh
プラットフォーム:Android™ 7.1.1
CPUはオクタコアの最大2.2GHzともはやパソコン並みの性能ですが、なんだかよくわからないのでベンチマークしてみました。
今あるAndroidの中だとミドルハイくらいのスペックのようです。
ゲームとかはほとんどやらないので負荷の高いアプリは使う機会が無いのでわかりませんが、普通に使っている分には遅いと感じるようなことは全くありません。
メモリも6GBとかなり多いと思いますが、使っていると使用中のメモリが5GBとなっていたりして一体何にそんなに使っているのか不思議です。
ストレージは64GBでシステムで12GBほど使用しています。でもAndroidはmicroSDが使えるのでiPhoneみたいに容量を気にする必要はほとんどないでしょう。最大2TBまで対応してます。市販されているものだと現実的に使えるのは256GBまですが・・・。
さらに特徴的なのがDSDS(デュアルスタンバイ)という機能で、SIMカードを2枚入れることができます。
これにより仕事用とプライベート用2つの回線を1台で使えたり、通話用とデータ用で契約を分けたりといろいろな使い方ができるようです。
2枚目のSIMカードを入れる部分がmicroSDと同じ場所なので、2枚使う場合はmicroSDが使えないようです。
コネクタはUSB Type-Cです。AndroidといえばずっとmicroUSBでしたが最近はUSB Type-Cに変わってきているようですね。Macbookとか、Nintendo Switchでも使われているやつ。今までのケーブルが使えなくなるのは残念ですが。microUSBのような台形ではなく上下一緒なので挿すときに向きを確認する必要はなくなりました。ちなみにNintendo SwitchのケーブルとACアダプタでも充電できました。
バッテリーはメインで使っているわけではないので使用頻度がかなり少ないですが、その状況だと4日くらい持つので十分すぎるくらいです。
デュアルレンズカメラ & 広角カメラ
ZenFone4の一番の特徴と言えるのがデュアルレンズカメラ & 広角カメラ。
デュアルの文字通り背面には2つのレンズがついているのがわかります。
広角カメラがどれほどなのか試しに撮ってみました。
広い。
もちろん縦でも広い。
分かりにくいので同じ場所からiPhone8でも撮って比べてみました。
全然違いますね。
自転車の大きさを基準にして重ねてみると・・・
白い枠の部分がiPhoneです。
撮った立ち位置は一緒なのにこんなにも違います。
写真の色味はコントラスト高めでバキっとした感じ。
この写真をみる限りではiPhoneの方が暖かみのある色で好みですが、インスタとかSNSではZenFone4の方がはっきりとしていて見栄えはいいかもしれません。
またこれらの写真は全てAutoモードで撮りましたが、細かく設定できるProモードもあります。
ホワイトバランスや感度、シャッタースピードなど接写に便利なマクロモードもあり、シャッターを押すだけのiPhoneとは違っていろいろ楽しい写真が撮れると思います。
操作感
iPhoneに慣れすぎているので最初はちょっと戸惑うことが多いですが、徐々に慣れてきました。
Androidは画面下部に3つのボタンが並んでいるのが特徴ですが、ZenFone4はいわゆる独立タイプというやつで、ホームボタンが画面の外に配置されています。
そして操作時しか見えませんが左右にバックボタンと切替ボタンがあります。
ボタンと言っても押し込む必要はほとんどなく、軽く触れるだけで反応します。そのためか慣れないうちは、関係ないとことで左右のボタンに触れてしまい誤操作することが多かったです。指先以外でも触れただけで反応してしまうので・・・
プリインストールアプリ
SIMフリー端末のメリットとしてキャリアがプリインストールしてくるアホみたいに大量のアプリが一切無いというのがいいところ。
昔使っていたXperiaにはdなんちゃらみたいなアプリが山ほど入っていたのでひと昔前の日本メーカー製パソコンみたいな状態でした。
現状のアプリの数は以下の通りです。
自分でインストールしたアプリを除けばほとんど1ページ分くらいしかない状態です。スッキリ。
Android用セキュリティソフト
iPhoneに比べてAndroidはセキュリティソフトが必須、ということでESET Mobile Securityをインストールしました。
パソコンで使っていたESETファミリーセキュリティがOS関係なく5台までインストール可能で、そのアカウントが余っていたので。
ウィルス対策に加えて盗難対策とかもしてくれるようです。
ZenFone4 MAX
ZenFone4を購入して間もなく、エントリーモデルであるZenFone4 MAXが発売されました。ストレージは半分の32GB、画面は5.2インチで1280×720と半分の解像度、メモリも半分の3GB、他にもCPU等いろいろスペックを落として価格も半分くらいになっています。バッテリーの持ちはこっちの方がいいし、デュアルレンズカメラとか機能もちゃんと付いてるのでMaxでもよかったなぁと今さら思います。
ベンチマーク的にZenFone4の半分以下のスコアなのでスペックにこだわりがなければこれでも十分って感じです。
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