2025年4月23日にSteamで正式リリースされた「Dinkum(ディンカム)」がおもしろすぎてドはまりしました。現在100時間ほどプレイしたところですがまだまだやることいっぱいで楽しんでいます。

Dinkum(ディンカム)とは?

Dinkum(ディンカム)は、オーストラリアの未開の奥地にインスパイアされた島で、 自由気ままな暮らしを楽しめるサバイバルライフシミュレーションです。 農業、狩猟、採掘、釣り、採集などで資源を集めながら、 自分だけのまちを作っていくワクワクの毎日が待っています! ひとりでも、フレンドと一緒でも、Dinkumの島で特別な物語を紡ごう。

Steam : Dinkum(ディンカム)

簡単に言うと、オーストラリアの無人島を舞台にしたあつ森・マイクラ・Stardew Valleyの要素が6:2:2くらい取り入れられたようなサンドボックス型ゲームです。

1人がホストになり最大6人のマルチプレイもできます。

資源を集めながら島を発展させて住民を増やし、生産や農業でスローライフを満喫しながらも、凶暴な動物に襲われたり、地下の鉱山を探索したり、サバイバル要素もあります。

序盤のストーリーと進め方

ビルに囲まれた都会のサウスシティに住む主人公が、フレッチという老婆に誘われ南の島に移住するというストーリから始まります。

フレッチはあつ森でいうたぬきちのような役割です。

島の広さは決まっていますが、地形は毎回ランダムで作られます。

北が熱帯、南西が松林、南東がブッシュランド(低草原地帯)、中央付近が砂漠というのはどのマップでもだいたい一緒でした。

東にある桟橋に降り立ち、フレッチから拠点となる場所を探すように言われます。

拠点はどこに設置しても問題ないですが、移動時間を考えるならマップ中央付近に設置するのが無難です。
ただし開拓を進めていくと東西南北にあるテレタワーへワープできたり、乗り物で移動できるようになるのでそれほど気にしなくてもいいかもしれません。

フレッチの指示で話を進めていくと、ジャーナルに称号という項目があり、ライセンスポイントというものがもらえます。

あつ森で言うところのマイルです。

序盤はとにかくライセンスポイントを貯めて道具やレシピを開放することになります。

さらに話を進めていくと、ジョンという来訪者が島に現れます。
ジョンは様々な道具を売っていたり、島にある資源を何でも買い取ってくれます。

あつ森で言うところのたぬき商店のまめきちです。

ジョンから物を買ったり、ジョンの悩みを解決して仲良くなることでジョンをこの島へ移住してもらいます。

ライセンスポイント同様にお金も必要なので虫や魚、植物等を集めて売っていきます。

初めはテント生活ですが、住民が移住してきたりすることで自宅をはじめ様々な建物を建てることになります。

その際、建築資金はフレッチからローンすることになり、返済するまでは次の建物が建てられません。

建築するのにローンするのもあつ森と似ています。
あつ森の住民は島に住むだけですが、Dinkumの住民は農業をするための種や道具を売る店や、家具や服を売る店など、それぞれ役割があります。

序盤はライセンスを開放しながらできることを増やし、住民を移住させててお店を増やしていく作業になります。

移住してきた住民は1日1回話しかけると要望を聞くことができ、クリアすることで友好度が高まります。
友好度が上がるとプレゼントをくれたり一緒に遊びに行くことができます。

Dinkumには時間と季節の概念があり、リアルと同期しているあつ森とは異なり、1日が30分くらいで終わります。

寝て起きると朝7時になり、30分くらいで深夜0時となります。深夜になると時間は経過しなくなりますが、スタミナが極端に少なくなり、まともに行動ができなくなります。

また、1か月30日で季節が変わり、4カ月で1年が経過します。
その季節でしか生産できない野菜や果物があったり、その季節だけしか現れない虫や魚もいます。

時間の概念はStandew Valleyぽい

100時間プレイした感想

かなりのんびり進めながら100時間が経過し、やっとほとんどのライセンスを開放できたところです。

全ての住民もそろい、空港が建設もできました。

ゲーム開始が夏から始まり、1年経って現在夏後半なので、これでもゲーム内の時間経過は1年ちょっとです。

しかし街づくりはまだ始まってもない状態で、行き当たりばったりで建物を建てていたのでこれから区画整理する予定です。必要最低限の生産施設しかないのでもっと広げていく必要もあり、まだまだ時間がかかりそうです。

鉱山もまだ2階層目までしか行ってないので準備して3階層目にも行きたい。

個人的にあつ森よりもハマったし、おもしろいです。

Dinkumの不満点

ここ最近で一番ハマっているゲームですが不満点もいくつかあります。

建物の移動

町を作る上で建物の移動がけっこう面倒です。

移動するための25,000ディンクのお金が必要なのは仕方ないですが、例えば一度建てた建物をちょっとだけずらしたいときに、建て直す場所が今ある建物に被って建てられないので、一旦少し離れた場所へ移動し、再度移動したい場所へ移すという2段階の移動が必要になってしまうのが面倒くさい。しかも1日1回しか移動はできないので次の日まで待つ必要があります。

全然スローライフじゃない

ゲームの紹介文には「のんびりスローライフ」なんて書かれていますが全然スローライフではありません。
1日の時間が限られており、農作物の収穫や動物の世話、住民の要望などやることは盛りだくさんであっと言う間に1日が終わります。
これはプレイスタイルによるものなので、無視してのんびりプレイすることもできます。
私の性格的にいろいろこなしたくなってしまうので忙しいです。
でもこの忙しさが逆に面白いところでもあります。

キャラクターデザイン

キャラクターデザインは日本人受けはしなさそうです。

特に可愛くもなく自キャラや住民に感情移入はしにくいです。

島に生息する生物は一部本物もありますが、多くは空想上のものなので、カンガルーみたいな見た目の「ジャッカルー」とか、エミューみたいな見た目の「ムー」とかオリジナルの生物になっています。

マニュアル・チュートリアルが少ない

アイテムの使い方等の説明がほとんどなく、ネットで検索しないとよくわからいものがけっこうあります。
攻略Wikiなどもまだ情報が少ない状態です。

Dinkum?

Dinkum(ディンカム)ってゲームタイトルが全く意味不明なので、日本じゃあまり人気でなさそうです。