2025年3月に発売されたイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンを提供いただいたのでレビューします。「TRUEFREE Clip C10」は主要な機能が全部入りながら、通常価格が税込み4,680円、セール価格が4千円を切る高コスパが魅力のワイヤレスイヤホンです。

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TRUEFREEとは?

今回TRUEFREEというブランド名を初めて聞いたので、どんなブランドなのか調べてみました。

付属のマニュアルの最後にはメーカー名に「Shenzhen Ginto E-commerce Co., Ltd」との記載がありました。

検索してみると、企業の公式サイトは見当たらないものの、Alibaba.comのサイト内に会社概要のページがあり、そこに掲載されていたのは同じイヤホンブランドである「SOUNDPEATS」でした。

SOUNDPEATSは15年近い実績のある有名なイヤホンブランドであり、TRUEFREEは同社が新しく展開するコスパ重視の新ブランドのようです。日本で販売を開始したのも2年前くらいからでした。

TRUEFREE Clip C10の特徴

TRUEFREE Clip C10の外観

フィット感抜群で耳に優しいデザイン

耳に挟むイヤーカフデザインで、片耳わずか5.1gの超軽量設計。
メガネやマスクと干渉せず、圧迫感ゼロの快適な装着感を実現します。
さまざまな耳の形状やサイズにしっかりフィットし、長時間の使用でも疲れません。
耳の健康に配慮しており、中耳炎などの悩みを持つ音楽愛好者にも最適です。

強力かつ上質なサウンド体験

12mmデュアルマグネットダイナミックドライバーを搭載し、細部までクリアな高音を再現。
さらに、ダイナミックEQアルゴリズムとの組み合わせで低音表現を強化し、深みのある迫力サウンドを実現します。
繊細な高音から力強い低音までバランスの取れた音質で、上質な音楽体験に没入できます。

高い安全性、屋外での使用も安心

周囲の音をしっかり感知できるオープンイヤー型の構造により、ランニングや登山などのアウトドアスポーツでも安心して使えます。
環境音を自然に取り込みながら、高品質な音楽も楽しめます。

物理ボタン付き、左右を気にせず収納

誤操作を防ぐ物理ボタンを搭載し、操作の精度と感度が大幅に向上。
さらに、イヤホンは左右のチャンネルが自動で適応するため、左右を気にせず自由に収納できます。便利で使いやすいデザインです。

豊富な機能

最大28時間連続再生可能、急速充電にも対応(10分の充電で1.5時間再生)。
マルチポイント接続、イヤホン探し機能も搭載しており、TRUEFREEアプリより自分好みに音質をカスタマイズでき、理想のサウンド体験が楽しめます。

開封&外観

TRUEFREE Clip C10の箱
TRUEFREE Clip C10の技適マーク

オレンジ色がブランドのイメージカラーです。

箱の裏面には技適マークもあります。

TRUEFREE Clip C10の付属品

付属品は本体の他にマニュアル、アプリのダウンロードカード、USB-Cケーブルです。

ケース

TRUEFREE Clip C10ののケース

ケースを空けると左右のイヤホンが収まっており、L・Rの刻印がしてありますが実際は左も右も関係なく、ケースに収めた状態で左右が決まる仕組みです。ケースにはマグネットが仕込んであるので、イヤホンをくぼみに近づけるとピタッとくっついて収まります。

本体

TRUEFREE Clip C10のイヤホン本体

丸い部分が耳に当てるスピーカー部分、楕円形の部分が耳の裏側に当たります。先端に物理ボタンが備わっており、音量や曲送り、一時停止などの操作が可能です。

ペアリングとアプリの設定

ケースを開くと自動で電源が入り、イヤホンを耳に装着すると音声ガイドで「ペアリング」と聞こえればペアリングできる状態になっています。スマホ等のBluetooth設定を開いて「TRUEFREE Clip C10」を接続します。

マルチポイント接続をする場合には最初にペアリングした機器のBluetoothをオフにして追加する機器でBluetoothに接続すればOKです。

もしペアリングモードにならない場合や、Bluetoothで認識されない場合は、背面のボタンを長押しすることで接続できる場合もあります。

TRUEFREEアプリのスクリーンショット

TRUEFREEのアプリをインストールすることで、アプリ上からバッテリーの確認や各種設定が可能になります。
イコライザーもあるので自分の好みにカスタマイズもできます。

使ってみた感想

TRUEFREE Clip C10とSOUNDPEATS UUの比較

現在SOUNDPEATS UUを使っており、その比較も交えた感想です。

装着感

TRUEFREE Clip C10の装着感

アクセサリのイヤーカフのように耳に挟んで使用します。
イヤーカフ型に慣れてしまうともうインイヤー型を使う気にならなくなるくらい着け心地がとにかく楽です。

実際このイヤホンを使う前は同じイヤーカフ型のSOUNDPEATS UUを使っていましたが、便利すぎて他のイヤホンをほとんど使わなくなりました。

SOUNDPEATS UUよりもクリップは強めでより外れにくい感覚でした
それでも長時間着けて痛くなったりすることもありません。

音質

装着して初めて音を出した瞬間に低音がしっかり出ているという印象を受けました。
SOUNDPEATS UUと比べても明らかに異なる迫力のある音で、コスパ重視で音質には期待していなかったので、いい意味で裏切られました。

スペックを比べてみても、「TRUEFREE Clip C10「」は12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー、「SOUNDPEATS UU」は10.8mmデュアルマグネットダイナミックドライバーなのでC10の方が口径が大きいので迫力があるのも納得できます。
上位モデルである「SOUNDPEATS CC」と同じドライバーです。

価格はUUよりC10の方が1000円くらい安いので不思議です。

操作感

TRUEFREE Clip C10の操作方法

ボタンの操作方法はSOUNDPEATS製品と全く同じです。

イヤーカフ型のイヤホンには物理ボタンの方がメリットが大きいです
タッチで反応するボタンだと、装着時や位置を調整したりするときに触れてしまって反応してしまうことが多々あります。物理ボタンではその心配がなくなるので確実な操作が可能です。
物理ボタンだからといって押しにくいということもありません。

充電とバッテリー

充電はイヤホン単体で8時間、ケース充電と併せて28時間持つので一日中使っていても切れることはなさそうです。

急速充電にも対応しており、万が一充電が切れても10分の充電で1.5時間使用が可能です。

便利な機能

マルチポイント接続や0.06秒超低遅延ゲームモード、IPX5防水仕様など主要な機能はほぼ揃っており、それがこの価格で販売されているのはちょっと驚きです。

イヤーカフ型のメリットとデメリット

個人的にはイヤーカフ型一択というほどヘビーユースしていますが、使う場面によってはメリットもデメリットもあります。

メリットはやはり周囲の音が聞き取りやすいことと長時間着けていても疲れないことです。

音に没頭して集中して聴くというよりは、何か作業をしながら周りの音も聞き取れる状況で聴くという使い方に向いています。周りの音が聴こえることで安全性も高まります。

デメリットはまず音漏れです
耳を塞がないのでどうしても音漏れはしてしまいますが、50%程度の音量であれば周囲に聞こえることはほとんどありません。
何かをしながらであれば大音量で聴くという使い方は不要でもあります。

もう一つは、逆に周りの音が入ってきてイヤホンの音が聴こえないという場合があることです。
車の通りの多い道路沿いを歩いていたりすると車のエンジン音にかき消されて聴こえないことも多かったです。
まあ、車の多い道で周りの音が聴こえない状態で歩くのは常識的にありえないですけどね。

まとめ

これだけの性能でこの価格なら、壊れたり無くしたりすることを気にせずがんがん使い倒して、壊れたら買い替えるくらいの使い方が良いと感じました
高価なイヤホンを着けて外を歩いて無くしたりしたらショックが大きいですからね。

ワイヤレスイヤホンの性能は年々進化していますので、使い倒してより性能の良い製品に買い替えた方がきっと幸せです。

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