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サイコムの配信向けPC「Lepton Stream Box」をBTOしました

自作PC
自作PC

パソコンをサイコムのBTOでCore i7-13700K&GeForce RTX 4060 Ti のPCを新調したので、ベンチマーク等で性能をチェックしてみました。

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構成

サイコムでBTOした構成です。

Lepton WS3500Z790-A/D5 Stream Box

モデルはStream Boxという配信者向けのパーツで構成されたPCです。
配信するわけではありませんが、WEBデザイン、DTP、動画編集等の作業を行うため、自分の求めるスペックに一番近かったので選びました。

  • CPU : Intel Core i7-13700K (3.4GHz/16コア)
  • CPU-FAN : Asetek 670LS + Noctua NF-F12 PWM x2
  • MOTHER : ASRock Z790 LiveMixer
  • MEMORY : DDR5-4800 32GB(16GBx2)
  • SSD : Crucial P5 Plus CT1000P5PSSD8 (M.2 PCI-E Gen4 SSD 1TB)
  • VGA : MSI GeForce RTX 4060 Ti VENTUS 2X BLACK 8G OC
  • CASE : Fractal Design Define 7 Compact Black TG Dark Tint
  • POWER : SilverStone SST-DA750-G (750W/80PLUS Gold)

大きな特徴は「Asetek 670LS」をベースにサイコム独自のカスタマイズが施された簡易水冷クーラー。ファンには高性能なNoctuaが搭載されています。

マザーボードは「ASRock Z790 LiveMixer」。
前面背面合わせて23のUSBポートやストリーミングデバイスの動作テストなども行われており、様々な機器を駆使するコンテンツ制作者や配信者向けのマザーボードになっています。

ビデオカードはゲーム用ではないので「RTX 4060 Ti」に変更しました。

価格は32万円くらいでした

Cinebench R23

CPU (Multi Core) : 26551
CPU (Single Core) : 1980

今まで使っていたRyzen 9 5900X&GeForce RTX 3060 Tiでのマルチコアのスコアが21291だったので24%程アップしました。

FF14 暁のフィナーレ ベンチマーク

1920 x 1080 最高品質: 26984

こちらも以前のRyzen 9 5900X&GeForce RTX 3060 Tiの構成では22719だったので18%ほどアップ。

ベンチマーク中の温度と消費電力

HWMonitorで計測しました。

Core i7 13700K

Cinebench中のCore i7 13700Kです。

最高温度は一瞬ですが100℃を記録しています。一瞬だったので影響はなくサーマルスロットリングも発生していないので問題はなさそうです。何度か試しましたがその後は高くても95℃くらいでした。

ターボ・ブーストにより自動でかなりのオーバークロックがされています。
P-Coreが最大5.3GHzにも達してしまっているので、ターボ・ブーストは切っておいた方がよさそうです。

基本は80℃前後を推移していました。アイドル時は40℃以下です。

Pコア、Eコアという見慣れない名前に目が留まります。それぞれPerformance Core、Efficient Coreの略で、前者はゲーム等処理速度が求められるシングルコアの性能を発揮するほぼ従来通りのコア、後者は動画のレンダリング等のマルチスレッドでの処理において電力効率に特化したコアで、両者が連動してより省エネルギーで高いパフォーマンスを発揮します。

TDPは125W、最大で253Wなので公称値に近い244Wまで上がっています。

試しにターボブーストを切って定格で試してみると、温度は最大48℃、消費電力は62W程度だったのでかなり余裕がありそうでした。

GeForce RTX 4060 Ti

RTX 4060 Tiは温度は最大で74℃。3060 Tiに比べると温度は低い印象です。
性能的には3060 Tiと比べると10%程度上がったかなくらいですが、最大電力は160Wと3060 Tiより40Wも低くわっとパフォーマンスはかなり上がっています。。
ファンは2000回転ほど回っていますが、音は非常に静か。

まとめ

Ryzen 9 5900X & RTX 3060 Ti から Intel Core i7-13700K & RTX 4060 Ti という構成への変更ですが、CPUはかなり性能があがりました。動画エンコード等も相当速くなっています。
3060 Ti と 4060 Ti では性能差は10%程度ですが消費電力はかなり抑えられているので以前の構成と消費電力はほとんど変わらないくらいでした。

この記事を書いた人
mayhemrabbit

本業はWEBディレクター(デザイン・プログラミング)
副業はブロガー、ウーバーイーツ配達
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