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Aterm WX3600HP(AX3600HP) レビュー:IPoEとPPPoEを併用

Wi-Fi
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今まで使っていたバッファローのルーターが熱暴走で不安定になったので、Aterm PA-WX3600HPに買い替えることにしました。Amazonで販売されているAM-AX3600HPと中身は同じ製品です。

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旧ルーター(WSR-3200AX4S)の熱暴走

今までBaffalo WSR-3200AX4Sを1年半ほど使っていて、最近になり無線LANを使用中に熱で不安定になっていることがわかりました。

普段はパソコンは基本的に有線で、Wi-Fiを使うのはスマホだけなので不安定なことにはあまり気づかなかったんですが、先日ゲーミングノートに約80GBほどあるディアブロ4のゲームデータをWi-Fiでダウンロードしていたところ、何度も途中で通信が途切れていることに気づき、ルーターを見てみると筐体が異常な熱さになっていました

ルーターの排気口の部分ですが、日に焼けたわけでもなく、いつのまにか廃熱でうっすら茶色に変色していました。

パソコンでデータのダウンロード状況を逐一確認していたので気づきましたが、スマホだとなかなか気づくことはできないと思います。

試しに扇風機をルーターに近くにおいて風を当ててしばらく様子をみると安定していました。
熱がこもるような場所に置いていたわけでもないし、室温も25℃くらいなのでこれを使い続けるのは難しいと思い買い換えることにしました。

Aterm WX3600HPを購入

NECのAterm WX3600HP。

主な特徴は以下の通り。

  • Wi-Fi 6対応
  • 実効スループット約1627Mbps(ax)
  • オートチャンネルセレクト
  • バンドステアリング
  • QoS(有線通信制御)
  • ワイドレンジアンテナPLUS
  • デュアルコアCPU(1.35GHz)
  • 接続台数36台/利用人数12人

Amazonで販売されているAX3600HPも全く同じ仕様なので販売店が違うだけのようです。

価格帯はミドルエンドですがハイエンド並みのスペックです。
接続台数は36台と家庭用としてはかなり多く感じますが、スマホやパソコン以外にも家電で使われていることも多く、我が家でも常時10台以上がWi-Fiにつながっている状態です。
1万円以下のスタンダードモデルのバッファローのルーターではスペック不足だったのかもしれません。

最近まで使っていたルーターに比べるとかなり筐体は大きめです。

バッファローのルーターと比べるとこの差。
バッファローのWSR-3200AX4Sが1万円弱、Aterm WX3600HPが1.5万円くらいなので少しランクは上です。

存在感ありまくりで置き場所にちょっと困りますが、安定して動いてくれそうな安心感はあります。

WX3600HP(AX3600HP)の性能と安定性

IPv6(IPoE)にはルーターをつなげば勝手に回線を判定してつなげてくれます。
我が家の回線は1Gbpsのベストエフォートなので速い時でもだいたい500~600Mbps。
有線でも無線でもこれくらいの速度なのでルーターによるボトルネックはありません。

ルーターを変えて実感したのが、Wi-Fiの安定性。
これまでスリープ状態のiPhoneをロック解除したときにたまにWi-Fiにつながらず、Wi-Fiの設定をオフ→オンと入れなおしてつないでいました。iPhoneに問題だとずっと思っていましたが、問題はルーターだったようです。

また、スマート家電への接続も速くなりました。ルンバのアプリやSwitchBotのアプリを起動して機器につながる時間も短くなっていました。

PPPoEブリッジでPPPoE接続

IPoE接続だと高速で安定した通信ができますが、デメリットとしてポート開放ができない、正確にはランダムに割り当てられたポートしか使えないという問題があります。

そこで、PA-WX3600HPの基本設定でPPPoEブリッジをONにすることで同じネットワーク内の機器からPPPoE接続ができる機能があります。特定のポートを開けたいサーバーやゲーム機等をつなぐために便利です。

このようにPA-WX3600HPをONUからつないでIPoEルーターとして接続、そのLANポートからWG1400HPのWANポートにつないで、さらに両者間を行き来するためにLAN同士をつなぎます。

これによりPA-WX3600HPにつないだ機器はIPoEで、WG1400HPにつないだ機器はPPPoEで接続できるようになります。
切り替えるときは端末のゲートウェイアドレスをIPoEなら192.168.10.1に、PPPoEなら192.168.10.2に変えるだけです。どちらのLANポートにつないでも関係ありません。

回線はフレッツ光(ドコモ光コラボ)でプロバイダはIPoEがDTI、PPPoEがインターリンクの固定IPです。

まとめ

SwitchBotやルンバ等、Wi-Fiを使う機器がかなり増えたので、いつのまにかルーターにかなりの負荷がかかっていたのかもしれません。スペックの高いルーターに変えてみて安定性がものすごく上がったことを実感しました。

Wi-Fi6対応のルーターも増えてきて安定した通信ができると謳っていますが、対応する機器も最新のスマホやPCしかなくまだまだWi-Fi5仕様の機器が主流なので、Wi-Fi6の特徴である同時にたくさんつながる環境になるのはまだ早いかもしれません。

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