今までいくつものUSB無線LANアダプタでPSPのインターネット接続を紹介してきましたが、今度は「GW-USValue-EZ」です。
PSPとついでにiPhoneでも接続してみました。
設定したパソコンはWindows7 Professional 64bitです。
ECOモデルということで、包装はかなり簡易でシンプルなダンボールです。
中身はUSBアダプタとマニュアル、ドライバCD。
前回紹介した「GW-USMicroN2W」よりもさらに小さくなりました。
もうほとんどUSBの端子部分の大きさしかありません。小さすぎで存在を忘れてしまいそうなほどの大きさ。
以下設定方法です。
1.ドライバのインストールと設定
まずは付属のドライバCDをパソコンに入れてセットアップを開始します。
3つの選択肢が出てきます。目的はPSPでのインターネット接続ですが、「ゲームをする」を選択します。
次は2択。「Wi-Fi対応ゲーム機などをネットに接続する」を選択します。XLink Kaiがしたいなら下。
このような画面が出てきます。このままでもいいのですが、ここはセキュリティを考えて変更します。
SSIDはお好きな名前に。チャネルは他の無線LAN機器と被らないように(1・6・11とか2・7・12とか)。
インターネット接続の共有設定にチェックを入れ、認証タイプをシェアードに。暗号化タイプはWEP。
もっとセキュリティを高めたければWPA-PSKに。WPA2-PSKはPSPが対応してないので×。
WEPキーは16進数でもASCIIでも好きな方で。16進数の意味がわからないならASCIIにして英数字5文字を入力。
次のMACアドレスフィルタについてはわかる人だけ使えばいい。接続できる機器を制限できるのでセキュリティはかなり高くなります。
こんな感じで設定完了。
2.PSPのネットワーク設定
設定からコンテンツのダウンロードまでを動画にしました。わかりやすい!
HOMEからネットワーク設定→インフラストラクチャーモードと進み、新しい接続の作成を選びます。
検索して先ほどのSSIDを選び、WEPを選択してWEPキーを入力、アドレス設定はかんたんで。
設定が完了したら接続テストを行います。
接続エラーが発生しました。(FFFFFFFF)と出るかもしれません。
でもご安心を。
ネットワーク設定を終了してインターネットブラウザーを起動してみてください。
どこでもいいのでホームページが閲覧できれば問題ありません。
接続テストで、アクセスポイントに接続→IPアドレスを取得→インターネット接続テストときてここでエラーが出るので問題があるのはDNSだとわかります。。
エラーが出てしまうのは、パソコンのインターネット接続共有で、パソコンのLANとUSBアダプタのIPアドレスのクラスが異なるためにDNSが見つからないからじゃないかと予想。
ぽかぽかアイルー村のダウンロードコンテンツを試してみましたが問題なくダウンロードできました。
いつもながらPlanexの説明不足ぶりには度肝を抜かされる。もしかしてPSPを持ってないんじゃないかと疑ってしまいます。
3.iPhoneのネットワーク設定
iPhoneの接続は簡単です。
Wi-Fiの設定画面を開いたら、勝手に検索してSSIDが出てくるのでタップしてWEPキーを入力するだけ。
すごく簡単。
iPhoneの速度計測アプリを使って上り、下りの速度を測ってみました。
ダウンロードは約1MB/秒、アップロードは約0.87MB/秒。
iPhoneやPSPなら十分な速度ですね。
ここまで設定しても繋がらないときは
・パソコンのセキュリティソフトのファイアーウォールを切ってみる。
・ユーティリティの設定でチャンネルを変えてみる。
・PSPの省電力設定で省電力モードを「切」にする。
・何かおかしいと思ったらパソコンを再起動。
あとはしらね。
PSPでDNSエラーが出てつながらないときの対処法<その1>
コントロールパネルのデバイスマネージャーから、GW-USValue-EZのプロパティを開き、Wireless ModeをIEEE 802.11bに変更。<その2>
PSPのネットワーク設定でアドレス設定をカスタム、IPアドレス設定を自動取得、DNS設定を手動にして、プロバイダ毎のDNSを入力。画像はSo-netの場合。これでDNSエラーはなくなるはず。ついでに接続テストも成功します。