ロードバイクの車載動画が撮りたくなってGoProを買おうかなーとAmazonで検索していたら関連商品でたぶん中国製の怪しいメーカーのカメラを発見。
なんか似たような商品がたくさん並んでいる中、タイムセール中で3千円台と異常に安いカメラが。「Crosstour CT7000」という聞いたこともないおそらく中国のメーカーだと思いますが、レビューの評価も悪くないしサクラによるレビューでもなさそうなので試しに買ってみました。
開封と初期設定
本体の他に付属品がすげーいっぱい(笑)
防水ケースとかバッテリー2個とかクリップとか台座とか、しかもたぶんGoProのマウントと同じ形状なのでGoProでも使えるし、逆にGoPro用のも使えると思います。一般的なカメラの1/4インチネジにも対応しているので三脚とかも使えます。
記録媒体はmicroSDです。
これ用に32GBの安いやつを買いました。Class10なので速度も問題なし。
32GBで録画できる時間は1080pで5時間、720pで8時間くらいでした。
バッテリーの充電は本体にバッテリーを入れた状態でUSBケーブルで充電します。
別売りでバッテリーと充電器のセットも売っているのでこれがあれば出先でモバイルバッテリーとかで充電しながら交換して録画し続けられます。
初期設定でSDカードのフォーマットと、日付と時間を設定します。
ロードバイクに取り付け
自転車のハンドル用のマウントがついてくるのですが・・・25.4mm用となっていて31.8mmのハンドルにはどうがんばっても取り付けできませんでした。
結局別売りのGoPro用のマウントを買いました。
こんな感じでステムに取り付けました。取り外しはしやすいので必要なときだけ取り付けられます。
動画編集ソフト「VIRB® Edit」
YouTubeとかでロードバイクの動画を見ると、たまに速度とかのメーターが載っていて動画とリンクしているのを見かけてどうやって作っているんだろうと気になっていました。
調べてみたら意外と簡単にできることが分かりました。
必要なのはGarminが提供しているVIRB® Editという無料の編集ソフト。
Garminのソフトですが別にGarminのサイコンを使っている必要はなく、GPXデータが計測できれば何でもOKです。
GPXデータを取得するのに私はSTRAVAのサイトを使いました。いつもApple WatchのSTRAVAアプリでライド情報を計測して記録しているので、iPhoneと同期すると同時にサイトへアップロードしてくれます。その情報ページからGPXをエクスポートしてデータを取ることができます。
あとはそれをVIRB Edit上で動画と一緒に取り込み、必要に応じて撮影した場所のデータを切り取って合わせればソフト上で自動的に様々な情報を計算して表示してくれます。
しかし残念なことにこのカメラで撮った動画はMOV形式。VIRB EditはMP4にしか対応していないので変換が必要です。私はHandbrakeで変換しました。MP4への変換とGPXデータとの結合で2回エンコードすることになるのでけっこう画質は下がると思います。
データを取り込むのは簡単でデータを選んで動画上に自由に配置できます。メーターの色も変えられます。
動画を撮ってみた
宇都宮市にある鬼怒川サイクリングロードです。鬼怒川沿いを20km以上ほとんどノンストップで走れるサイクリングロードです。
ブレ補正機能はないのでけっこう揺れが酷いです。取り付け方は工夫が必要かもしれません。
画質はそれほど良くはありませんがこんなおもちゃみたいな値段でこれだけ撮れれば十分でしょう。
ループ録画とかもできるので自動車のドラレコとしても使えると思います。
現在は新モデルのCT8500が出ています。
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