3年くらい履き続けてきた初代グラベルキングSSが劣化してトレッドが剥がれ始めたので、第2世代に買い替えました。バイクはSCOTT SPEEDSTER 20 DISCです。

初代グラベルキングSS

3年くらい前に購入したグラベルキング。
3年間の間、奇跡的にパンクは一度もなく交換することとなりました。すばらしい耐久性です。

ここ最近はあまりロングライドもせず、通勤と街乗り程度だったのでローテーションもせずメンテナンスをさぼっていたところ、劣化してかなりボロボロになってきました。さすがにこのまま走るのは危険なので買い替えることにしました。

グラベルキングを使い始めてもう6年くらいになります。ロード・クロス合わせて10本くらい使い続けてきました。

今はもうタイヤはグラベルキング以外使っていません。

それでも毎回、タイヤを交換する作業は骨が折れます。
丈夫であるが故に固い。

第2世代グラベルキングSS

同じグラベルキングSSにしました。いろいろ使ってきましたが、SSが一番オンとオフのバランスが良いと感じています。荒れた路面や雨の日の通勤でも安心して乗れます。

サイズは旧グラベルキングでは28C・32C・35Cと使ったことがあり、32Cが一番走りやすかったので長く使ってきましたが、第2世代には32Cがなく、30Cに変わってしまったので仕方なく30Cにしました。

チューブ専用は28Cしかサイズがないので、チューブレスレディですがチューブを入れて使います。
以前チューブレスにも挑戦しましたがホイールとの相性があまり良くなさそうだったのであきらめました。

新旧のグラベルキングSSを並べてみました。
トレッドにはひびが入り、ポツポツとはがれ落ちています。
よくここまでパンクせずに持ったなという感じです。

タイヤ交換

古いタイヤを外したら、まずはホイールにビードの片側をはめていきます。
ホイールはFULCRUM Racing 5 DBです。
この時点でけっこう固い。レバーを使いながら気合でハメます。

タイヤの内側に、チューブが固着しないようにタイヤパウダーを塗っていきます。

チューブを入れます。

バルブ付近からビードをハメていき、最後20cm~30cmくらいのところで止めます。
ここから苦行が待っています。
チューブレスレディなのでワイヤーが入っており、素手でハメるのはほぼ不可能と言えるレベルの固さです。

少しでも入りやすくするようにタイヤを横から押さえてねじるような感じで「センター落とし」をしていきます。
これによりビードがホイール中央の窪みに落ちて最後のビード上げが楽になります。

最後の一押しをするためにレバーを使って左右から少しずつ寄せていきます。

最後は真ん中にレバーを入れて一気にハメました。
レバーが折れるんじゃないかというくらいの力です。
てか以前実際に折れてしまった経験があります。

無事ハメることができたと思ったら問題発生

最後のビードを上げるところでレバーとの間にチューブを挟んでしまったらしく、チューブに亀裂が入ってパンクしてしまいました。

新しいチューブで同じ作業を繰り返しなんとかハメることができました。

ここで空気を入れる際にも注意点があります。

一気に空気を入れてしまうとリムとの間にチューブが挟まっていたりしてパンクする恐れがあるので、半分くらいまで空気を入れたら、一旦抜いてタイヤ全体をまんべんなく左右から手で押さえてチューブがはみ出ないようにしておきます。

その後、既定の空気量を入れて完了です。

気分的なところもあるかもしれませんが、タイヤが新しくなって走りもかなり軽くなりました。