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【RTX 3060 Ti】PC版ホグワーツ・レガシーのグラフィック設定

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ホグワーツ魔法学校の生徒になってハリー・ポッターの世界を体験できるアクションRPG「ホグワーツ・レガシー」が発売されました。今使っているゲーミングPCのRTX 3060 Tiで最適なグラフィック設定を試してみました。

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ホグワーツ・レガシーの必要スペック

最低

プロセッサー: Intel Core i5-6600 (3.3Ghz) or AMD Ryzen 5 1400 (3.2Ghz)
メモリー: 16 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 960 4GB or AMD Radeon RX 470 4GB
ストレージ: 85 GB 利用可能

推奨(High)

プロセッサー: Intel Core i7-8700 (3.2Ghz) or AMD Ryzen 5 3600 (3.6 Ghz)
メモリー: 16 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce 1080 Ti or AMD Radeon RX 5700 XT or INTEL Arc A770
ストレージ: 85 GB 利用可能

推奨(Ultra)

プロセッサー: Intel Core i7-10700K (3.80GHz)、またはAMD Ryzen 7 5800X (3.80GHz)
メモリー: 32 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti、またはAMD Radeon RX 6800 XT
ストレージ: 85 GB 利用可能

推奨(4K ULTRA)

プロセッサー: Intel Core i7-10700K (3.80GHz)、またはAMD Ryzen 7 5800X (3.80GHz)
メモリー: 32 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce RTX 3090 Ti、またはAMD Radeon RX 7900 XT
ストレージ: 85 GB 利用可能

最低スペックは7年前のミドルエンド、推奨スぺックは5年前のハイエンド、Highでもi7-8700やGTX 1080 Tiとけっこう高めです。
Ultra以上は2,3年以内のハイエンドクラスという感じです。

現在のPCスペック

現在のスペックがこちら。

CPU Intel Core i5 11400
CPUクーラー Scythe 虎徹 MarkII Rev.B SCKTT-2100
マザーボード MSI MAG Z590 TORPEDO
メモリ ADATA AX4U3200716G16A-DCBK20
ビデオカード MSI GeForce RTX 3060 Ti VENTUS 2X 8G OCV1 LHR
SSD システム:CFD CSSD-M2B5GPG3VNF (M.2-2280 PCIe Gen.4 500GB)
データ:CSSD-M2B05GPG2VN (M.2-2280 PCIe Gen.3 500GB)
電源 MSI MPG A750GF (750W 80PLUS Gold)
ケース Fractal Design Define 7 Compact Black Solid

推奨環境とベンチマークスコアの比較をしてみました。

CPU

Cinebench R20 Multi Single
Core i7 10700K 5286 523
Core i5 11400 3958 534
Core i7 8700 3447 478
Core i5 6600 1404 377

シングルもマルチも若干ですが推奨環境を上回っています。

GPU

3DMark DX12 Port Royal
RTX 3090 Ti 21791 14844
RTX 2080 Ti 14650 9107
RTX 3060 Ti 11893 6978
GTX 1080 Ti 10012 2178
GTX 960 2307

DX12では推奨環境を若干上回る程度ですが、Port RoyalのDXR/レイトレーシングテストでは3倍以上の差が出ています。レイトレーシングはRTXシリーズ以降が対応しています。

RTX 3060 Tiでのグラフィック設定

初回起動時にベンチマーク的なものが行われ、推奨設定を計測します。
推奨環境は上回っているものの、ベンチマークで推奨された設定は「中」でレイトレーシングは「オフ」でした。
モニター及びゲームの解像度は1080pです。

しばらくこの設定でプレイしていましたが、かなり余裕がありそうな感じだったのでいろいろ試してみました。

比較的オブジェクト多めでFPSが下がりそうな場所でMSI Afterburnerを使ってFPSを計測しました。

品質プリセット:Ultra / 1080p

レイトレーシングオフだと51FPS。

レイトレーシングを最高にすると33FPS。
周囲の環境によっては60fps以上になったり、たまに10fps台になったりと重いと感じる場所もありました。

最高ではやはりそれなりに重くFPSは下がりますが、プレイできないほどではないので激しい戦闘とかでなければ何の問題もありません。
しかしGPUの使用率が90%近くまで上がり、ファンも全開に近いレベルで回ります。

品質プリセット:High / 1080p

レイトレーシングオフだと61FPS。

レイトレーシングを高にすると49FPS。

品質プリセット:Medium / 1080p

レイトレーシングオフだと68FPS。

レイトレーシングを高にすると56FPS。

中だとフレームレートは常に60fps以上なのでどこへ行ってもサクサク動きます。
GPUも50%を切るのでファンも静か。

また、CPUの負荷については、Afterburnerの不具合で画像では正常に表示されていませんが、70%~90%くらいの使用率でした。

レイトレーシングの効果

上記の画像では天候で光の当たり具合が変わってしまいよくわかりにくいので違う画像を用意しました。

一番分かりやすいのが光が差し込んでいる部屋の床の表現。
レイトレーシングオフでは床は普通の石という質感ですが、

オンにすると全く雰囲気が変わり、窓の光が反射してツヤのある大理石のような床になりました。

また壁にかかった鏡をのぞいて映る姿にも近いがあります。
オフだとボヤっとした姿ですが。

オンにするとはっきりとした姿が見えます。

場面によってはガラッと雰囲気が変わる場所もあり、雰囲気がかなり変わってきます。
しかし、レイトレーシングをオンにするとかなり負荷は高くなります。

品質プリセットの効果

品質プリセットで変わる部分で一番分かりやすいのは画面に描画されるオブジェクトの数。

こちらは品質プリセット:中の画像。

そしてこちらが品質プリセット:最高。
手前に表示されている雑草の量も違いますし、奥の塔付近には中では低木しか見えませんが最高ではびっしりと草が周りに生えています。

しかし画質(綺麗さ)という意味では最高も中もはっきりとした違いは感じられません。

動画での比較

[YouTube] ホーグワーツ・レガシー / RTX 3060 Ti グラフィック設定

最高~低まで各設定でホグワーツ城の周りを箒に載って飛んでみました。

1440p(2560 x 1440)

WQHDモニターの1440p(2560 x 1440 px)環境で試してみました。
全て「最高」設定だと30fpsを切ることも多く、20~30fpsでちょっと厳しい感じです。
「中」にしてなんとか60fpsくらいを維持できました。
レイトレーシングをオフにすれば「最高」でも余裕な感じです。

20160p(3840 x 2160)

4Kモニターの2160p(3840 x 2160 px)では「最高」設定だと10~20fpsくらいでけっこうガクガクでした。
「中」なら50fps程度は維持できます。
レイトレーシングをオフにすれば「最高」でも50~60fpsくらいは出ます。
レイトレーシング最高で60fps以上を出すなら3080 Tiくらいでないと厳しそうです。

まとめ

いろいろ試した結果、3060 Tiでプレイするなら、サクサク動く快適さを求めるなら品質プリセットは「最高」でレイトレーシングはオフ、ホグワーツの雰囲気や世界感を楽しむなら品質プリセットは「高」でレイトレーシングをオンにするのがベストかなと感じました。とはいえレイトレーシングは負荷が高くなる割に得られる恩恵は少ないと感じています。今後ドライバーのアップデートでもうちょっと改善されそうな気もします。

このような一人用のゲームでは、コンマ何秒で差がでるような対戦型のレースやFPSゲームとは違うので、60fps以上の高いfpsはほとんどメリットがありません。60fps固定にして無駄に負荷をかけないようにしています。fpsを多少犠牲にしてでも画質重視でプレイするのがおすすめだと思います。

20時間以上プレイした現状では、見慣れてしまって画質の綺麗さに感動することも無くなってきたので、レイトレーシングはオフにして低負荷の状態で遊んでいます。

ちなみにゲームプレイ中のメモリ使用量は32GB中20GBほどでした。16GBではちょっと物足りないかもしれません。

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