TREK Emonda ALR 4に乗って約3年、今までずっと標準のホイールを使ってきましたが、とうとうスポークが折れて寿命が来たので、Campagnolo Scirocco(カンパニョーロ シロッコ)に交換しました。
標準ホイールの寿命
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達を始めて4カ月以上が経ち、その間の走行距離は3500kmを超えました。
街中を走るので段差を越えることも多く、ホイールにはかなりのダメージがあったと思います。走行中カラカラと音が鳴りだし、見て見るとスポークの1本が折れていました。
とりあえずTREKストアにもっていって修理してもらいましたが、修理後、もしかしたらまた違うところが折れるかも、そうなったらもう寿命なので買い替えたほうがいいと言われました。その後、しばらく走っているとやはり違うスポークが折れて買い替え決定。
ホイール選び
ロードバイクのアップグレードはホイールからとよく聞くほどホイールは走りに大きな影響がありますが、正直速く走ることは求めてないし、今はもうほぼウーバー専用バイクと化しているので、そこまでお金をかけず、でもそこそこ安定して走りたいということで5万円以下のエントリーモデルから選ぶことにしました。
ホイールで有名なメーカーと言えばFulcrumかCampagnolo。
価格的に候補になるのは以下の2つ。
・Fulcrum – Racing (レーシング) 4 C17 ロードホイールセット
・Campagnolo – Scirocco (シロッコ) C17 ロードホイールセット
いろんなサイトで違いを調べてみると、走り出しはFulcrum、速度維持の楽さはCampagnoloみたいな感じでした。用途的にはFulcrumが適しているかもと思いましたが、リムの赤いロゴが好みではなく、見た目でSciroccoに決定。
Wiggleで注文
Campagnolo – Scirocco (シロッコ) C17 ロードホイールセット
ロードバイクの通販といえばWiggle。
とにかく安いですが、イギリスからなので配送には時間がかかります。
無料と有料のエクスプレス配送が選べますが、早く欲しかったので有料にしました。費用は691円。
以下到着までの経過です。10月22日に注文し、予定は11月5日でしたが、1日に到着しました。
到着。かなりでかい箱でした。国内での配送は郵便局でした。
消費税2,000円と通関税200円を配達時に支払いました。
かっこいい・・・
ホイールの交換作業
このバイクでホイールを交換するのは初めてですが、クロスバイクのホイールを換えたり、クリーニングのためにスプロケットを外したりはしているのでスムーズに交換できました。
まずはチェーンやスプロケットを清掃。
洗浄に使うのはこの二つ。
チェーンクリーナーで汚れた油を落とし、ウエスで拭き取り、最後にフォーミングマルチクリーナーをたっぷりかけて残った汚れを洗い流します。水を使わないのでとても楽。
そしてスプロケを外します。左手で抑え、右手で上から下へ押し込み半時計周りに回します。
取り外したスプロケットの裏側にもチェーンクリーナーをかけて綺麗にします。
しばらく乾くまで放置。
後は新しいホイールにスプロケを取り付けて完了。
タイヤはグラベルキング
ホイールを交換するタイミングでタイヤも結構大きな傷が増えてきたので交換することにしました。
タイヤはもちろんグラベルキング。カラーは茶サイド。私の中では街乗り最強タイヤ。
難点は硬くて取り外しが大変なところ。でももう慣れた。
乗ってみた感想
今までのホイールが使い倒した鉄下駄なので、乗ってみた瞬間はとにかく安定している印象でした。
重さは軽くなりましたが、軽く慣らしで乗った程度ではそれほど違いはわかりませんでしたが、30kmくらいまでスピードを上げると明らかな違いを体感しました。すごい進む…
慣れないうちは加速すると自分の体より車体が先に進んでしまうんじゃないかと思うくらい軽くのけぞる感覚がありました。40km近く出しても意外ときつくなく走れることに驚きました。
あとはなんとなく柔らかいというかマイルドな乗り心地で快適。
ロードバイクのカスタマイズはまずはホイールからと言われるのが良く分かりました。
明らかに平均速度が上がりました。エントリーモデルのホイールでこの効果なのでホイールの効果は絶大です。
最後にCampagnolo Sciroccoのラチェット音を動画で撮ってみました。
音は小さめだと思います。あまり大きな音は好きではないのでちょうどいい。
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