新製品の「SOUNDPEATS Air4 Pro」をご提供いただいたので試用レビューします。
「SOUNDPEATS Air4 Pro」は1万円を切る低価格ながらアダプティブ・ノイズキャンセリングや外音取り込み、マルチポイント、装着検出等、実用機能を備えつつ、「aptX Adaptive Lossless」にも対応するワイヤレスイヤホンです。
SOUNDPEATS Air4 Proの特徴
- 「aptX Adaptive」、「aptX Lossless」対応
- 13mm大口径ダイナミックドライバー
- 最大45dBアダプティブアクティブノイズキャンセリング機能
- 外音取り込み機能
- aptX Voice対応
- マルチポイント接続
- 「SOUNDPEATS」アプリ対応
- 装着検出機能
- 低遅延ゲームモード
これだけの豊富な機能に対応しながら8,480円という低価格が魅力です。
開封
本体以外の付属品はUSB-Cケーブル、イヤピース(S/M/L)、取扱説明書です。
外観
カラーは黒と白がありますが、今回は白を選びました。
手持ちのAirPors Proとの比較です。形状は丸っぽいですが大きさはほぼ同じくらいです。
イヤホンの形状はカナル型です。
カナル型の方が密着感が強く、イヤーピースを好みのものに変えることもできるので好みです。
S・M・Lの3種類付属しているので自分に合ったサイズに変更できます。
操作方法
イヤホンの金属部分をタッチすることで様々な操作ができます。
音量の調整もできるのはとても便利。
SOUNDPEATS アプリ
SOUNDPEATS アプリをインストールすることで、アプリ上で様々な設定ができます。
イコライザーやノイズキャンセリング、ゲームモードの切り替え等。
アクティブイコライザーでは、使用者の聴力テストを行うことでその人に合った設定を選んでくれます。
SOUNDPEATS Air4 Pro レビュー
装着感
AirPods Proにも似た形状なので装着感も多少似ています。
密着度は高く軽い運動程度では簡単には外れません。長時間着けていても耳が痛くなることもありませんでした。
音質
「aptX Adaptive」や「aptX Lossless」に対応した機器や音源がないため確認できていませんが、Apple Music等通常の音楽を再生して聴いてみた限りでは音のバランスが良く十分迫力ある音に聴こえました。
普段使っているAirPods Pro(第1世代)が低音が弱かったので、特に低音が良く聴こえるという印象でした。
通話音質についても特に問題ありません。
アダプティブアクティブノイズキャンセリング・外音取り込み
アプリもしくは左側のタッチパネルを1.5秒タッチすることで、ANCモード・通常モード・外音取り込みモードの切り替えができます。
アダプティブANCはエアコン等周囲の生活音は全く聞こえないくらいしっかり効いています。
人の話し声等はそれなりに聞こえました。
外音取り込みモードについては、周囲の音は聞こえるものの、終始「サーーーー」というノイズのような音が聞こえるのが気になりました。
マルチポイント
マルチポイントは1つのイヤホンを複数の親機へ同時接続できる機能です。
試しにiPhoneとパソコンに接続してみましたが、パソコンで音を聞いている時にiPhoneで音楽を再生すると、自動でiPhoneに切り替わりました。複数機器で使いたいときにはとても便利な機能です。
自動装着検出機能
装着検出機能は安いイヤホンには付いていないことが多いのでこの価格で付いているのはうれしい。
AirPods Proでは当たり前のように使っている機能なので、個人的にワイヤレスイヤホンには必須レベルの機能です。
不満点
機能的にはかなり満足のいく製品でしたが、気になったのが風切り音。
ランニングや自転車等、イヤホンを付けて風を受けるとかなりの風切り音がしてイヤホンからの音が聞こえにくくなります。
外音取り込みモードでのノイズも気になるので、屋外で使用するにはあまり向いていないかもしれません。
まとめ
ワイヤレスイヤホンはこれまで何台か使ってきましたが、安いイヤホンには不満点も多く、機能的に結局はAirPods Proが良いと思って使ってきましたが、低価格でもこれほど性能の良いイヤホンがあることに驚きました。
ただし風切り音等気になる点もあり、用途としては部屋の中や乗り物の中等、屋内で使うのがおすすめです。
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