以前DS411jをレビューしたのがもう5年前。5年もの間ほぼ稼働し続けてきましたがついに壊れました。管理画面へのアクセスが異常に時間がかかりおかしいと思っていたところ、アラート音とともにオレンジのランプが点滅し、HDDが壊れたかなと思いましたがどうやらマザーボードの故障のようでした。中のデータは重要なものはバックアップしてあるし、それ以外は消えても問題ないデータでしたが、同じSynologyならそのままHDDだけ移せば使えるんじゃないかと思い、現行モデルのDS416jに買い替えました。
右がDS411j、左がDS416j。
末尾2桁の数字が発売した年だと今書きながら気づきました。最初の4は4ベイの4。
大きさはほぼ一緒ですがデザインは大きく変わりました。
スペックは大幅に変わっています。
CPUは1.2GHzのシングルコアから1.3GHzのデュアルコアへ。メモリは128MBから512MBへ。DS411jは使い始めは問題なかったものの、OSであるDSMがアップデートされていくにつれて使用するメモリやCPUが増えていきスペック不足の状態でしたのでこれだけスペックがあがればだいぶ余裕がありそうです。
デザインは変わりましたがケースの構造は全く一緒でした。
今まで使っていた2TBのHDDをそのまま移設します。
そしてそのままブラウザからDSMへアクセス。
お帰りなさい!?
驚きました。 DS411jからDS416jへ乗せ換えるということを認識してくれていました。
真ん中にあるマイグレードのボタンをポチっと押すだけで移行完了。データもすべて以前と同じ環境に元通りです。
ネットワークドライブに設定して計測しました。
メーカーが公表しているのと同じくらいの速度は出ています。
ファイルのコピー中はCPU使用率が70%くらいまであがります。メモリは変わらず50%ほど。メモリは稼働中のサービスによって変わります。もうちょっとメモリが多いと安心ですが増設ができないのが残念なところ。
前のデータを復旧するのに同じSynologyを選びましたが、最近QNAPのNASを使う機会もあり、QNAPもいいかなと思っています。同じ価格帯だとちょっと高いけどTS-431Pあたりですが、機能的にはほとんど変わらないものの、メモリが多いし2つのLANでポートトランキングができたりとハード的に一歩先を行ってるかなという気がします。HDDの交換がし易いのもいい。
家庭で使うなら2ベイのでも十分なんですけどね。
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