春休みを利用して、私・妻・子ども(小学2年生)の3人で1泊2日でディズニーランドに行ってきました。その時にかかった費用や当日のスケジュールを紹介します。
家族構成
- 🧑🏻私(男性)
ディズニーに行くのは20年ぶりくらい。
過去ディズニーランド3回、ディズニーシー1回。- 👩🏻妻(女性)
同じくディズニーに行くのは20年ぶりくらい。
過去ディズニーランド2回、ディズニーシーはなし。- 🧒🏻子ども(男性)
8歳・小学2年生。
ゲーム好き、運動苦手、絶叫系・ホラー系はNG。
初ディズニー。
私も妻もかなり久しぶりのディズニーランドなので、最近のアプリとかオンラインでの予約とか全て初めてです。
息子が8歳になり、そろそろ一緒にテーマパークとかで楽しめる年齢にもなってきたので、春休みの思い出に行こうということになりました。
息子はディズニーランドと聞いても「人気のある遊園地?」という感じで何が楽しいのかよくわかっていませんでした。それよりも1泊するのでホテルに泊まることの方がうれしそうでした。
ビビりなのででジェットコースターやお化け屋敷は絶対無理。
私も妻も絶叫系は好きですが今回はおあずけです。
子どもはおそらく最後まで体力は持たなそうなので、夜の「エレクトリカルパレード」と「Reach for the Stars」は見れたら見るくらいの心がまえです。
日程
春休みなので学生が多いことは予想できるので、土日は避けて有給使って金曜日に行き、近くのホテルに1晩泊まって次の日に帰るスケジュールにしました。
若い時は日帰りで行ったこともありましたが、1日中歩いて疲れた状態で運転して帰るのはちょっと怖いです。
栃木県宇都宮市から車で行くので、混雑を避け、オープンに間に合うようにかなり早めの3時に出発、現地で少し仮眠をとって9時オープンに「インパ」の予定でした。
予算
予算は宿泊代込みでざっくり10万円。
- パークチケット:25,000円
- 宿泊費:30,000円(ラ・ジェント・ホテル東京ベイ)
- 往復高速道路:10,000円
- 駐車場:3,000円
- パーク内飲食:10,000円
- お土産:10,000円
- その他:10,000円
実際にはお土産が増えたのとプレミアアクセスを購入したので少しオーバーしました。
ディズニーリゾートアプリ

まずはディズニーリゾートアプリをインストールしてユーザー登録し、チケットを購入します。
アプリを開くとランドかシーを選択しディズニーランドのマップとともにリアルタイムの待ち時間も表示されています。初めて見たときはその進化っぷりに驚きました。
待ち時間が表示されるのは予定も立てやすくて便利そうです。

価格は変動制でこの日は大人9,900円でした。平日とはいえ春休み中なので高めです。
購入が完了するとアプリの最初の画面にQRコードのついたチケットが表示されます。
3人分のチケットが表示されるので、入口では3回スキャンすることになります。
別々に行動する可能性がある場合は各自アプリを登録して共有することができるようです。
【公式】オンラインで購入したパークチケットを同行者が使用するには、どうすればいいですか。
妻はあまりアプリの操作とか得意ではないし、別に行動する予定もないので私が一括で管理することにしました。
アプリの使い方とかは事前にある程度調べておきました。
レストランのモバイルオーダーとか、プレミアアクセスの購入やショーの抽選等、全てがこのアプリで行われます。
持って行ったもの
- モバイルバッテリー
全てアプリで管理するのでほぼ必須レベルです。
頻繁にアプリを開くのでかなりバッテリーの減りは早く、午前中で30%くらいまで減っていました。
Ankerの10000mAhを2個持っていき妻と共有して使いましたが1日使うだけなら1個でも十分でした。
パーク内に「モバイルバッテリーレンタルサービス」もありますが、借りられる確証がないので持参したほうがいいでしょう。- レジャーシート
パレードを見るなら必要です。
荷物になりますが折り畳みの椅子を持ち込んでいる方もいました。- 水筒・ペットボトル
パーク内にもところどころに自販機がありますが、混雑時に買えない場合もあるので暑い日は特に持って行った方がいいでしょう。
水筒とペットボトル以外の食品や瓶・缶は持ち込み禁止です。- 服
寒い時に羽織ったり、暑い時に脱げる服装がおすすめです。私の場合はパーカーを着ていましたが、暑くて途中で脱ぎたかったです。
靴はかなりの距離を歩くので履きなれたスニーカーなど。- AirTag
万が一子どもとはぐれた場合のために、子どものバッグにAirTagを入れておき位置を把握できるようにしておきました。
子ども用のスマホもあったんですが、失くしたら怖いのでやめておきました。
ディズニーランドの駐車場まで

東北自動車道から首都高を通ってディズニーランドまで1時間50分。
昔車で行ったことがありますが、今は駐車場とかいろいろ変わっているので到着するまではちょっと不安でした。
首都高降りて駐車場へ
葛西で首都高を降りてから、しばらく首都高と並走して一般道を走り、舞浜方面の進路から交差点を曲がり少し進むと「TOKYO DISNEY RESORT」の看板とともに駐車場の入り口が見えてきます。
シーに行く場合は通り過ぎて海沿いを進み、反対側まで行きます。
駐車場ゲート前にはいくつかレーンがあり、駐車場が開場するまではこのレーンに左から順に並んで開場を待つようです。
5時くらいに到着しましたが、すでに2列くらい車が止まっていて、3列目に並びました。
スタッフがいるので誘導してくれます。
混雑状況によって開場時間は変わるらしく、今回は5時30分くらいに開場したので空いている方かもしれません。
3時くらいに開くこともあるようです。
車中泊している方もいるのか、スタッフの方たちは窓を叩いたり、大きな声を出して誘導していました。
開場後は入口で駐車料金3,000円を払って立体駐車場へ誘導されました。
空いていたので入ってすぐの立体駐車場の1階に止められました。
ここで仮眠する予定でしたが、周りの人たちがどんどん降りてゲートの方へ向かっていくので、自分たちもゲートへ向かいました。
駐車場から入場ゲートへ
駐車場を出たらディズニーホテルの横の道を通り、途中で荷物検査待ちの列にならびます。
8時くらいから荷物検査が始まり、その後ゲート前で待ちます。
待っている間に「今日のオープン時間は9時です」とアナウンスがありました。
混雑時は早くオープンすることもあるようです。
8時45分からディズニーホテル宿泊者の優先入場が始まりました。
9時になり一般入場が始まりました。
私たちはゲートから5mくらいのところにならんでいたので数分で入場できました。
1日の流れ
乗るアトラクションは事前に2,3個決めていた程度できっちりスケジュールは組まずに行きました。
最初は「美女と野獣“魔法のものがたり”」か「プーさんのハニーハント」を乗ろうということになり、ゲートを入って右のファンタジーランド方面へ進んでいましたが、途中アプリを見ると美女と野獣がすでに60分待ちの表示がでており、アトラクション前まで行くとありえないほどの行列ができていました。
トゥーンタウン前を過ぎても列は続き、シンデレラ城方面まで列が続いており、続々と列に並んでいる状況でこれはもう無理と判断してプーさんへ向かいました。アプリの時間表示が追い付かないくらい列が増え続けていたと思います。次に見たときはもう180分になっていました。
1. プーさんのハニーハント
美女と野獣に集中しすぎたためか、「プーさんのハニーハント」は15分待ちの表示で、並んでみるとどんどん進んですぐに建物内まで進みすぐに乗れました。

息子が乗ってみたいと事前に言っていたのがプーさんだったので、いざ乗ってみるとそれほど乗り気ではなかった息子のテンションが爆上がりしました。
途中からライドがランダムな動きをし始め、複雑に入り乱れて動きだしたので驚きました。
例えるなら複数台のルンバがお互いを認識してぶつからないようにそれぞれの方向へ移動するようなイメージです。
もしかしたらそれに似た技術も使われているのかもしれません。
プーさんが終わり外に出ると一気に人が増えた印象でした。
混んで昼食に時間がかかるのを避けるため、モバイルオーダーで注文しておき、11時前に昼食をとる予定にしました。
モバイルオーダーでいろいろメニューを見て、息子が食べたいメニューのあった「プラズマ・レイズ・ダイナー」で予約しておきました。トゥモローランドにあるので場所も近く、時間まで乗れそうなアトラクションを探しました。
2. ミッキーの家とミート・ミッキー
プーさんからほど近いトゥーンタウンにある「ミッキーの家とミート・ミッキー」が20分待ちだったので並ぶことにしました。
春休みだけあって、卒業記念なのかミッキーと写真を撮りたい制服を着た女子高生で溢れかえっていました。

ミッキーがとてもフレンドリーで全員とハグしてくれて照れ臭そうにしていましたが喜んでいたようです。
【昼食】プラズマ・レイズ・ダイナー
10:40ころ、プラズマ・レイズ・ダイナーにモバイルオーダーの注文を取りに行き、その場のテーブルで食べました。
ショーの11:45までまだ少し時間があるので、すぐに乗れそうなアトラクションを探すことにしました。
3. グーフィーのペイント&プレイハウス
トゥーンタウンに戻り、待ち時間15分だった「グーフィーのペイント&プレイハウス」に並びました。
待ち時間が少ないというだけでどういうアトラクションなのかよく分からず並んでしまいました。
途中の看板を見てインクで塗るゲームらしいことがわかり、スプラトゥーンみたいな感じかなと話していました。
終わってみた結果、3人ともリアクションは「うーん🤨」でした。
インクの出る銃のようなもので画面上のグーフィーの部屋をペイントするというゲームでしたが、何をすればいいかよくわからず、適当に打っているだけであっと言う間に終わってしまいました。
ゲームよりも並んでいる途中にあった畑にいろんな野菜が実際に植えてあったのでそっちの方が盛り上がりました😅
4. ミッキーのマジカルミュージックワールド
11:45になり、「ミッキーのマジカルミュージックワールド」を観るためにファンタジーランドにあるフォレストシアターに入場しました。
席はAの中央付近でとても見やすかったです。
「フォレストシアター」というだけあって木造の建物で、劇場内も木造の装飾が施されており、森の中のような雰囲気でショーが始まる前から楽しめました。
ショー自体も素晴らしく、こんなミュージカルがパークのチケットだけで観られることに驚きました。
ディズニーで館内のショーを見るのは初めてだったのもあって一番印象に残っています。
5. ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション
その後、アドベンチャーランドに向かい、妻も私も絶対乗りたいと言っていた「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」に並びました。待ち時間は25分。
初めて乗ったのは小学生のときで、そこからディズニーランドに行く度に毎回乗るほど好きです。
息子は出てくる動物にビビりながらも楽しんでいました。
特にヘビが嫌いで、木に巻き付いて近くを通り過ぎたヘビに大絶叫していました。
席が最後尾で船頭から遠く、スタッフのトークやリアクションが見えにくかったのがちょっと残念でした。
【パレード】ディズニー・ハーモニー・イン・カラー
ジャングルクルーズが終わり、チュロスでも食べながら休憩しようと歩いていると、シートを広げてパレード待ちの人たちが増えてきており、ちょうど良いのでパレード見ながらチュロス食べようということになりました。
ウエスタンランドとシンデレラ城の間あたりにシートを広げて陣取りました。

「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」が始まると、色鮮やかな衣装のダンサーやギミック満載の乗り物に乗ったキャラクターが通り過ぎ、家族全員終わるまでずっと釘付けで観ていました。
この日の2日後くらいに1か月休演になったらしいので観れてよかったです。
6. モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”
パレードが終わり、乗れたら乗りたいと話していた「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”」に並びました。
待ち時間は本日最長の70分。
乗りものに乗り、フラッシュライトを当てて隠れているブーやモンスターたちを探すというアトラクションでした。
3人とも若干お疲れ気味だったので70分の待ち時間はちょっと苦痛でした。
7. 美女と野獣“魔法のものがたり”
ディズニー・プレミアアクセスを初めて購入しましたが、申し訳なさもありつつ、並んでいる列の横をすっと通り抜けられるのは何とも言えない気持ちよさがあります。

「美女と野獣“魔法のものがたり”」はお城の外観から美しさに圧倒されました。
総工費約320億円と言われていますが納得のクオリティです。
そして門をくぐって中に入るとどこを見ても細かな装飾が施されて、作りこんだ感じが全くなくライドに乗る前からどんどん世界観に引き込まれていきます。
美女と野獣が終わり外に出ると18時くらいで、エレクトリカルパレード待ちの人たちが増え始めていました。
ここでパレード見るか、ここでお土産を買って帰るかの判断をすることになりました。
息子がだいぶ疲れていたのはもちろんですが、朝が早かったこともあって夫婦2人も相当疲れており、昼のパレードは見れたし、ここで帰ることにしました。
「Reach for the Stars」もかなり観たかったんですが、開始が20:30なので子どもにはちょっと厳しい時間です。
ワールドバザールでお土産を買い、パークを出て途中のお店でご飯を食べてホテルへ向かいました。
パーク内での食事
食べ物は基本持ち込み禁止なので、全てパーク内で食事をとる必要があります。
なのでレストランは相当混むんだろうと予測していましたが、思ったほど混んではおらず、ランチタイムでも比較的余裕で座れていました。モバイルオーダーや食べ歩きできるグルメも多いからかもしれません。
モバイルオーダーはアトラクションに並んだりしている間に終わる時間を見越して注文できるのでとてもスムーズです。
パーク内を歩いていて気付いたことが、ポップコーンを販売しているショップやキッチンカーにやたらと行列ができていました。
ポップコーンになぜ?と不思議に思いましたが、調べてみるとどうやらあちこちで売られているポップコーンの味が店や場所によって異なるらしく、また場所によってポップコーンを入れる入れ物(バケット)のデザインが異なっており、これらを求めて行列ができていました。アプリを見ると30分待ちの店舗も多かったです。
パレードを見ながら食べようとチュロスを買ったんですが、どこに行っても「クレームブリュレ風チュロス」しか売っておらず、普通のチュロスが食べたかった私と妻にはちょっと甘すぎて不評でした。元々40周年の限定でしたが好評で定番化したようです。
ホテル
ホテルは「ラ・ジェント・ホテル東京ベイ」に泊まりました。
ディズニーランドから車で15~20分くらいのところにあります。
ディズニーリゾートから車で20分弱、3人で泊まって素泊まり3万円弱なので、付近のホテルでは若干安めです。
最近のホテルに多い、事前に情報を入力しておいて、当日QRコードを読み込ませてチェックインするタイプです。
フロント前にアメニティーバーが設置されており、必要な物を自分で持っていきます。
大人用ナイトウェアは部屋にありますが、子ども用(130cm)もレンタルできます。

家族3人でスタンダードトリプルの部屋に泊まりました。
3つ目のベッドは後から足されたような感じで、ソファベッドみたいなので中央に段差があってちょっと寝にくいです。
風呂トイレ別で、部屋はとてもきれいで快適でした。
安い分効率化されているので必要最低限のサービスですが、必要十分という感じで満足でした。
車で行ったので使いませんでしたが、ホテルからディズニーまでの無料シャトルバスが出ているので、電車で行く方にもおすすめです。
ホテルのすぐ横がローソンなので買い出しにも便利です。
疲れていたので全員21時くらいには寝てました😴

翌朝9時くらいにチェックアウトし、帰る途中の東北自動車道から佐野ICで降り、日向屋に並んで佐野ラーメンを食べて帰りました。
土日は90分待ちになる人気アトラクションです。
まとめ
あまりスケジュールを組まずに現地の状況を見ながら周りましたが、思ったより待ち時間は少なくかなり効率よく周れた気がします。
iPhoneのヘルスケアに記録された歩数は15,000歩。距離にして10kmくらいです。
普段は犬の散歩で1日5,000歩程度しか歩かないのでいつもの3倍、普段から歩きなれてないとけっこうきついですね。
ショーの予約やプレミアアクセス等、かなり運も良かったと思います。
待ち時間とか予約とかモバイルオーダーとかショーの抽選とか、とにかく全てアプリなので、移動時間や休憩時間にひたすらアプリを見ていました。パーク内の風景やアトラクションより何倍もアプリを見ていた時間の方が長かったかもしれません。便利ではありますがこれはこれで大変でした。
これから家族でディズニーランドに行こうと計画されている方の参考になれば幸いです。