PCやSwitchの対戦ゲームの勝率を少しでも上げるために、PCやゲーム機に対応したUSB-DAC「Creative Sound BlasterX G6」を使ってサウンドクオリティを上げてみました。

Creative Sound BlasterX G6とは

PCやPS4/PS5、Nintendo Switch等のゲーム機とUSB接続することで、標準オーディオをアップグレードしてよりクリアーで高音質なゲーミングサウンドを楽しめるゲーミングUSB-DACです。

デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する機能や機器のことをDAC(デジタルアナログコンバーター)と言います。
パソコンやゲーム機等のデジタル機器から出力された音声を、スピーカーやヘッドホン等のアナログ機器向けにより良い音声へ変換する役割です。

特徴
  • ダイナミックレンジ130dBの高音質DAC
  • 左右チャンネルを独立したアンプで駆動する高音質ヘッドホンアンプ「Xamp」
  • 32bit/384kHzハイレゾ対応
  • PCやPS5/PS4、Nintendo Switch、Xbox等各種ゲーム機にも対応
  • ゲーム内の足音や武器の切り替え、銃弾のリロードなどの環境音をハイライトする「Scout Mode」
  • 「Sound Blaster Connect」から特定ゲーム向けプロファイルのプリセット

外観

内容は本体、USBケーブル、光デジタルケーブル、マニュアル類です。

正面にはヘッドセット、マイク入力とボリューム調整ダイヤル。

側面にはScout Modeボタン、SBXボタン、ヘッドホンゲイン切り替えスイッチがついています。

  • Scout Modeモードはゲーム内の足音や武器の切り替え、銃弾のリロードなどの環境音をハイライトすることで、かすかな動きを感じ取って敵の位置を把握することができます。
  • SBXボタンは「Sound Blaster Connect」で設定したイコライザーに切り替わります。
  • ヘッドホンゲイン切替スイッチ(L=16~149Ω / H=150~600Ω)はヘッドホンのインピーダンスに合わせて切り替えることでハイスペックなヘッドホンで音質を上げることができます。

背面にはラインイン/オプティカルイン、ラインアウト/オプティカルアウト、USB接続の端子があります。
光デジタルと3.5mmがどちらも使える端子があることを初めて知りました・・・

パソコンへの接続

USBケーブル1本で電源と音声出力がどちらも可能です。

デスク回りをすっきりしたいのでマジックテープを付けてデスクの裏側に貼り付けて使っています。
ヘッドホンの抜き差しが手元でできるので便利です。

Nintendo Switchへの接続

Switchの場合はTVモードか携帯モードで異なります。
携帯モードの場合は別途USB電源アダプターが必要です。

ドックでもできますが、PCのモニターに出力してプレイするのにUSB-Cハブを使って出力しています。

Sound Blaster Connect

Sound Blaster Connect」(WIndows用)をインストールすると、ソフトウェア上で詳細な設定が可能になります。

FPSを中心に有名なゲームのプリセットが予めいくつか用意されています。

ヘッドホンとスピーカー両方繋いでいる場合も画面左下のスイッチで出力先を切り替えることができます。

VOICE MORPHでは自分の声を変えられるボイスチェンジャーの機能もついています。

使ってみた感想

Call of Duty: Black Ops 6(PC)

CoDはFPSの中でもMAPが狭く、接敵する機会が非常に多いので、足音を聞いて壁の向こうにいる敵の存在を把握することが重要なゲームです。LogicoolのG333という安い有線イヤホンを使っていますが、それでもしっかり敵に位置をおおよそ把握することができ、先回りして打ち勝てるようになりました。

スプラトゥーン3(Nintendo Switch)

スプラトゥーン3はカジュアルなゲームと思いきや対戦は意外にシビアな操作が求められ、エイムはもちろん立ち回りが重要なゲームです。周囲の音を聞いて状況を判断する必要もあり、敵がインクに潜って近づいてくる音もSound BlasterX G6によってかなり聴こえやすくなりました。

私はあまり音にこだわりはなく、それほど音質等気にせずゲームや音楽を楽しんでいますが、そんな私でもはっきり違いがわかるほど変わったので、もっと良いイヤホンやヘッドホンを使ってみたくなりました。