SOUNDPEATSから発売されているイヤーカフ型ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS UU2イヤーカフイヤホン」。
耳を塞がないオープンイヤータイプながら、低音をかなり強く感じられるのが特徴です。
以前からSOUNDPEATSの「UUイヤーカフ」を使っていましたが、UU2では音質や装着感、バッテリー性能などが改良され、単純なマイナーチェンジではなく、かなり完成度が上がっています。
実際に犬の散歩やウォーキング、ワークアウトなどで数日間使ってみました。
先に結論を書くと、SOUNDPEATS UU2は、
- 耳を塞がないイヤホンが欲しい
- イヤーカフ型でも低音はしっかり欲しい
- ランニングやトレーニング中に使いたい
- タッチ操作より物理ボタンが好き
- 1万円以下で使いやすいオープンイヤーイヤホンを探している
という人にはかなり相性のいい製品です。
特に印象に残ったのは、装着したまま動いてもズレにくいことと、イヤーカフ型としては低音がしっかり出ること。
一方で、カナル型イヤホンのような遮音性はないため、電車など騒がしい場所で音楽に集中したい場合には向いていません。
この記事では、SOUNDPEATS UU2を実際に使って分かった音質や装着感、使い勝手についてレビューします。

オープンイヤーなのに、想像を超える低音体験
進化したU字型デザイン|極上装着感のイヤーカフ
前モデル比最大音量2.57%(3.17dB)アップ! オープンイヤーでも大迫力
長時間再生&物理ボタンで、毎日がもっと使いやすく
Bluetooth 6.0 & アプリ「SOUNDPEATS」対応、スムーズな使用体験
- 圧倒的なホールド感と安定性
- オープンイヤー型なのに迫力の重低音
- 確実な操作ができる「物理ボタン」
- 耳を塞がない安全性と快適な装着感
- 物理的な衝撃に弱く折れやすい
- 装着角度(ポジション)の調整が必要
- 音漏れや没入感は低い
SOUNDPEATS UU2とは

SOUNDPEATS UU2は、耳の横を挟むように装着するイヤーカフ型のワイヤレスイヤホンです。
耳の穴を塞がないため、音楽を聴きながら周囲の音も確認できます。
犬の散歩やウォーキング、ランニングなどでは、後ろから近づいてくる車や自転車の音が聞こえるので、カナル型イヤホンとは使い勝手がかなり違います。
なお、少し分かりにくいのが製品名です。
販売時には「SOUNDPEATS UU2イヤーカフ」という名前が使われていますが、パッケージやBluetooth接続画面には「POP Clip2」と表示されます。
名前は違いますが、UU2とPOP Clip2は同じ製品です。
外観





カラーバリエーションは「ブラック」「ブルー」「ベージュ」の3色展開です。 表面には「UV nano-excimerスキンフィールコーティング」という特殊加工が施されており、赤ちゃんの肌のような滑らかな質感でありながら、指紋や汚れが付きにくい超マットな仕上がりになっています。スポーツウェアにも馴染みやすいスタイリッシュなデザインです。
イヤホン本体は片耳わずか約5gと非常に軽量。ケースサイズもコンパクトで、持ち運びにも困りません。

旧モデルのUUと比べてみました。
大きさはほぼ一緒ですが質感がかなりマットになっているのが分かります。
SOUNDPEATS UU2の主なスペック
SOUNDPEATS UU2の主な仕様は次のとおりです。
| 項目 | SOUNDPEATS UU2 |
|---|---|
| タイプ | イヤーカフ型・オープンイヤー |
| ドライバー | 12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー |
| Bluetooth | Bluetooth 6.0 |
| コーデック | SBC / AAC / LDAC |
| 操作 | 物理ボタン |
| 本体重量 | 片耳約5g |
| 最大再生時間 | 単体約10時間 |
| ケース込み | 最大約42時間 |
| 急速充電 | 10分充電で約2時間再生 |
| マルチポイント | 対応 |
| DynamicEQ | 対応 |
| プライバシーモード | 対応 |
イヤーカフ型としては機能がかなり充実しています。
特にLDAC、マルチポイント、DynamicEQ、最大42時間のバッテリーを備えている点は、価格を考えても魅力があります。
SOUNDPEATS UU2を実際に使って感じたメリット
動いてもズレにくい
UU2でまず良かったのが装着時の安定感です。
耳に挟む部分には0.5mmのニッケルチタン合金ブリッジが使われています。
実際に装着して犬の散歩や軽いランニングをしてみましたが、普通に動いている程度ではほとんど位置がズレません。
以前使っていたUUも装着感は悪くありませんでしたが、UU2のほうが耳をしっかりホールドしている印象があります。
それでいて、耳を強く締め付けている感じはありません。
片耳約5gと軽いため、長時間装着していても負担を感じにくくなっています。
イヤーカフ型は耳の形との相性がありますが、自分の場合はかなり安定して装着できました。
耳を塞がないので周囲の音が聞こえる
UU2は耳の穴を塞ぎません。
音楽を再生した状態でも、周囲の音が自然に入ってきます。
犬の散歩をしているときも、後ろから近づいてくる車や自転車に気付きやすく、屋外ではこの違いがかなり大きく感じられました。
家の中でも、音楽を聴きながら家族の声やインターホンを確認できます。
完全に音楽だけに集中する用途ではなく、何かをしながら音楽や動画、Podcastなどを聞く「ながら聴き」に向いたイヤホンです。
イヤーカフ型とは思えないほど低音が出る
SOUNDPEATS UU2で最も印象的だったのが音質です。
特に低音がかなり強くなっています。
イヤーカフ型は構造上、カナル型イヤホンと比べて低音が弱くなりやすいのですが、UU2では12mmの大型ドライバーとDynamicEQによって低音を補っています。
旧モデルのUUと聴き比べると違いはかなり分かりやすく、ベースやバスドラムの音に厚みがあります。
低音だけが強調されて音がこもる感じではなく、オープンイヤーらしい広がりを残しながら低域を強くした印象です。
ロック、EDM、ヒップホップなど、低音のリズムが重要な曲とは特に相性がいいと思います。
反対に、細かな音までじっくり聴き込みたい場合には、イヤーカフ型よりも一般的なカナル型イヤホンのほうが向いています。
DynamicEQはオンにしたほうがいい
UU2を使うなら、一度試してほしいのが「DynamicEQ」です。
SOUNDPEATSアプリから設定できます。
初期状態ではオフになっていますが、オンにすると低音の量感がかなり変わります。
UU2の特徴である低音を楽しむなら、自分はDynamicEQをオンにした状態のほうが好みでした。
LDACとの併用も可能です。
AndroidスマートフォンなどLDAC対応端末を使用している場合は、こちらも試してみる価値があります。
なお、iPhoneはLDACには対応していないため、基本的にはAACで接続します。
物理ボタンなので誤操作が少ない

UU2ではタッチセンサーではなく、物理ボタンが採用されています。
個人的には、この変更はかなり使いやすいと感じました。
以前使ったSOUNDPEATS Clip1などのタッチ操作では、イヤホンの位置を直そうとして誤って操作してしまうことがありました。
UU2ではボタンをきちんと押さない限り反応しません。
特にウォーキングやトレーニング中は、汗をかいた手でも操作しやすく、誤操作しにくいのが便利です。
ボタンはやや硬めですが、そのぶん手探りでも押したことが分かります。
左右を気にせずケースへ収納できる

UU2には、イヤホンを充電ケースに収納したあと自動的に左右を判別する機能があります。
ケースへしまう際に「これは右、これは左」と確認する必要がありません。
小さな機能ですが、毎日使っていると意外と便利です。
運動後などは、イヤホンを取り外してそのままケースへ入れるだけで済みます。
SOUNDPEATS UU2の音質をレビュー
UU2の音は、全体的には低音寄りです。
低音
UU2の一番の特徴です。
イヤーカフ型としては量感がかなり多く、ベースやキックの音もしっかり感じられます。
DynamicEQをオンにすると、さらに低音が強くなります。
ワークアウト中に音楽を聴く用途にはかなり合っています。
中音
ボーカルは比較的聞き取りやすく、PodcastやYouTubeなどにも使いやすいです。
低音が強いイヤホンですが、ボーカルが完全に埋もれてしまうほどではありません。
高音
高音は極端に強くありません。
イヤーカフ型ということもあり、解像感や細かな音の表現を最優先するイヤホンではないと感じます。
その代わり、長時間聞いていても疲れにくい音です。
全体としては、「細かい音を分析して聴くイヤホン」というより、
「屋外や運動中でも気持ちよく音楽を楽しむイヤホン」
という印象です。
音漏れはする?
イヤーカフ型を購入するときに気になるのが音漏れです。
UU2もオープンイヤー型なので、音量を上げれば周囲に音は漏れます。
カナル型のように耳の中だけで音を鳴らす構造ではないため、これはUU2に限った問題ではありません。
UU2には音漏れを抑える「プライバシーモード」が用意されています。
完全に音漏れをなくす機能ではありませんが、オフィスなど静かな場所では利用しておいたほうがいいでしょう。
電車など周囲との距離が近い場所では、音量を上げすぎないほうが安心です。
SOUNDPEATS UU2の装着感
片耳約5gなので、付けている感覚はかなり軽いです。
カナル型のイヤーピースを耳の中へ入れる感覚が苦手な人には、イヤーカフ型はかなり使いやすいと思います。
また、メガネを掛けた状態でも問題なく装着できます。
イヤーフック型のオープンイヤーイヤホンではメガネのつると干渉することがありますが、UU2は耳の側面を挟む形なので、その影響を受けにくくなっています。
ただし、耳の形には個人差があります。
低音が弱い、音が小さいと感じた場合は、装着する位置を少し上下に動かしてみてください。
自分の場合も位置によって音質がかなり変わりました。
「低音がしっかり聞こえる位置」を探すのがポイントです。
SOUNDPEATS UU2とUUの違い
UU2は、旧モデル「UUイヤーカフ」の後継モデルです。
実際に両方使ってみると、UU2は特に音質面で進化しています。
大きな違いとしては、
| 比較 | UU2 | UU |
|---|---|---|
| ドライバー | 12mm | 10.8mm |
| LDAC | ○ | × |
| DynamicEQ | ○ | × |
| Bluetooth | 6.0 | 5.4 |
| 操作 | 物理ボタン | 物理ボタン |
| ケース込み再生時間 | 最大42時間 | 最大30時間 |
などがあります。
旧UUを使っていて一番違いを感じたのは低音です。
UUもながら聴き用途では十分使いやすいイヤホンでしたが、UU2では音の厚みが増しています。
また、バッテリーが最大30時間から最大42時間へ伸びているのも大きな変更点です。
現在UUを使っていて、
「もう少し低音が欲しい」
「LDACを使いたい」
という場合は、UU2へ買い替えるメリットがあります。
SOUNDPEATS UU2とClip1はどちらがおすすめ?
SOUNDPEATSには、もうひとつイヤーカフ型の「Clip1」があります。
どちらを選ぶか迷う人も多いと思います。
大まかに分けると、
低音・スポーツ・物理ボタンを重視するならUU2
バランスのいい音やDolby Audioなどを重視するならClip1
という選び方でいいと思います。
UU2は物理ボタンなので、運動中でも誤操作しにくいのがメリットです。
また、低音の量感もUU2のほうが強く感じます。
個人的には、犬の散歩やワークアウトなど屋外で使うのであればUU2を選びます。
SOUNDPEATS UU2の気になったところ
実際に使ってみて、もちろん良いところばかりではありません。
遮音性はない
耳を塞がないイヤホンなので、当然ながら遮音性はほとんどありません。
静かな場所では問題ありませんが、電車内など周囲の音が大きい場所では音楽が聞き取りにくくなることがあります。
ノイズキャンセリングイヤホンの代わりとして購入する製品ではありません。
散歩中も車の多い通りでは聞こえにくかったです。
音量を上げると音漏れする
オープンイヤー型なので、音量を大きくすれば音漏れします。
プライバシーモードもありますが、完全に防げるものではありません。
静かなオフィスや電車では音量に注意が必要です。
装着位置によって音質が変わる
UU2はスピーカー部分と耳穴の位置関係によって音が変わります。
特に低音は装着位置の影響を受けやすいです。
初めて使ったときに「思ったほど低音が出ない」と感じたら、位置を少し調整してみることをおすすめします。
SOUNDPEATS UU2がおすすめな人
実際に使ってみて、UU2は次のような人に向いていると感じました。
- ランニングやウォーキング中に音楽を聴きたい
- 耳を塞ぐイヤホンが苦手
- 周囲の音も確認しながら音楽を聴きたい
- イヤーカフ型でも低音は欲しい
- タッチ操作より物理ボタンが好き
- 長時間使えるイヤホンを探している
- 1万円以下のイヤーカフ型イヤホンを探している
特にスポーツ用途との相性はかなりいいです。
逆に、
- 電車でノイズを消して音楽に集中したい
- 外部の音をできるだけ遮断したい
- 細かな音までじっくり聴きたい
という人には、ANC対応のカナル型イヤホンのほうが向いています。
カナル型はAir5 Pro Plusがおすすめ。
SOUNDPEATS UU2についてよくある質問
SOUNDPEATS UU2とPOP Clip2は同じ製品?
同じ製品です。
販売時には「SOUNDPEATS UU2」という名称が使われていますが、パッケージやBluetooth接続画面では「POP Clip2」と表示されます。
SOUNDPEATS UU2はiPhoneでも使える?
Bluetoothイヤホンとして問題なく使用できます。
ただし、iPhoneはLDACに対応していないため、基本的にはAAC接続になります。
SOUNDPEATS UU2は音漏れする?
オープンイヤー型なので、音量を上げれば音漏れします。
プライバシーモードを使うことである程度抑えられますが、静かな場所では音量を上げすぎないほうがいいでしょう。
SOUNDPEATS UU2はランニングで使える?
実際に軽いランニングで使用しましたが、かなり安定しています。
旧UUよりホールド感が強くなっている印象で、普通に走っている程度ではズレは気になりませんでした。
周囲の音も聞こえるため、屋外でのランニングとも相性がいいです。
SOUNDPEATS UU2は通話できる?
マイクを搭載しているため、電話やオンライン会議にも利用できます。
耳を塞がないので、通話しながら周囲の音を確認できるのもイヤーカフ型のメリットです。
SOUNDPEATS UU2レビューまとめ
SOUNDPEATS UU2を実際に使ってみて、旧UUからかなり完成度が上がったイヤーカフ型イヤホンだと感じました。
特に良かったのは、
- イヤーカフ型としてはかなり強い低音
- 動いてもズレにくい装着感
- 片耳約5gの軽さ
- 誤操作しにくい物理ボタン
- 最大42時間のバッテリー
- LDAC対応
- 左右を気にせず収納できるケース
といった部分です。
中でも音質の進化は分かりやすく、旧UUと聴き比べると低音の厚みがかなり違います。
イヤーカフ型なので、カナル型イヤホンのような遮音性や強い没入感はありません。
その代わり、周囲の音を聞きながら使えるため、散歩やウォーキング、ランニング、家事、仕事などとの相性はかなり良好です。
「イヤーカフ型は音が軽そう」
というイメージを持っている人ほど、一度試してみると印象が変わると思います。
特に、耳を塞がないイヤホンでも低音をしっかり楽しみたい人には、SOUNDPEATS UU2は有力な選択肢です。
イヤーカフ型を使う際の注意点
旧モデルのUUを1年以上使っていました。

使い続けた結果、残念ながらこんなことに・・・
私の不注意によるものですが、ベッドで横になりながらイヤホンで動画を視聴していた際に、うっかり寝落ちしてしまいました。
目が覚めるとおそらく寝返り等で外れてしまったらしく耳には付いていませんでした。
周囲を探し回ってみると、体の下から写真のような状態で見つかりました。
アームと本体をつなぐ根元が折れてしまっています。
柔らかいベッドの上だったとはいえ、細いアームで支えられている製品が故に、踏まれたり押しつぶされたりといった衝撃には非常に弱いので注意してください。
SOUNDPEATS UU2レビューまとめ
SOUNDPEATS UU2を実際に使ってみて、旧UUからかなり完成度が上がったイヤーカフ型イヤホンだと感じました。
特に良かったのは、
- イヤーカフ型としてはかなり強い低音
- 動いてもズレにくい装着感
- 片耳約5gの軽さ
- 誤操作しにくい物理ボタン
- 最大42時間のバッテリー
- LDAC対応
- 左右を気にせず収納できるケース
といった部分です。
中でも音質の進化は分かりやすく、旧UUと聴き比べると低音の厚みがかなり違います。
イヤーカフ型なので、カナル型イヤホンのような遮音性や強い没入感はありません。
その代わり、周囲の音を聞きながら使えるため、散歩やウォーキング、ランニング、家事、仕事などとの相性はかなり良好です。
「イヤーカフ型は音が軽そう」
というイメージを持っている人ほど、一度試してみると印象が変わると思います。
特に、耳を塞がないイヤホンでも低音をしっかり楽しみたい人には、SOUNDPEATS UU2は有力な選択肢です。
私は主に犬の散歩や、料理中に使用しています。
散歩中に音楽を聴きながらも周囲の音が聞こえるので安全ですし、料理中でも家族の会話等も聞こえるので何かをしながら使うイヤホンとして最適です。
一方で集中して音楽を聴きたい、映画や動画を観たい時には「Air5 Pro Plus」を使い分けています。