最近周りでプレイ中ラグいと言っている方を多く見かけます。私自身は全くラグいと感じることはなく、普通にプレイできている人も多いのでゲームサーバー側の問題ではなくユーザーの環境に問題があると考えられます。
そしてラグいと感じる大半の理由がプロバイダの問題。サーバーとプレイする端末や家のネットワークに問題が無くても、プロバイダが混雑しているため速度が極端に低下し、ラグる原因となっています。
混雑しているプロバイダとしてよく聞くのがOCN。何も知らない人がNTTから家に回線を引いて、同時に勧められるのがOCNなのでやっぱり多い。あとは広告や勧誘で集めまくってるYahooBB。他にも最近は有名なところは軒並み混雑してる感じです。
そこで私が使っているプロバイダを紹介します。
その前に、まずは本当にプロバイダの問題なのか、確認してみましょう。
pingとtraceroute
回線速度と言うと○○Mbpsとかいう単位で表されますが、これはいわゆる回線の太さ。トラックに例えるなら荷台に載せられる荷物の量。オンラインゲームにおいて重要とされるのは量ではなく速さです。つまりトラックが目的地に着くまでの時間。これを測るのがpingというコマンドです。
Windows7の場合、スタート→アクセサリ→コマンドプロンプトを右クリックして管理者として実行します。
Windows10ならスタートボタンを右クリック→Windows PowerShellを起動します。
こんな感じの画面が開きます。
↓のURLから自分のサーバーのIPアドレスを調べます。
http://www.arrstatus.com/(サイト停止中)
私はIfritなのでIPアドレスは124.150.157.46
IPアドレスがわかったらコマンドプロンプトに「ping 124.150.157.46」と入力してEnterを押します。
※pingの後ろに半角スペースを入れてからIPアドレス
時間が11msまたは14msと出たのでサーバーまでの到達時間は最大14ミリ秒となります。
オンラインゲームでラグの少ない数値は、
~30ミリ秒 快適
30ミリ秒~100秒 ちょっとラグい
100秒~ ラグい
なので私の環境ではかなり快適にプレイできると言えます。日本でサービスされてない海外のオンラインゲームだと200ミリ秒とかかなり厳しい結果になります。FF14でも海外のサーバーにpingしてみるとわかります。
まずはpingによって快適にプレイできるネットワーク環境であることを確認しましょう。
次にtracerouteです。
インターネットはWorld Wide Webと呼ばれているように蜘蛛の巣のように張り巡らされており、目的のサーバーに到達するまでに様々な経路をたどって到達します。この経路を調べることができるコマンドがtraceroute(tracert)です。
先ほどと同様にコマンドプロンプトへ「tracert 124.150.157.46」と入力します。
自宅を1として目的地まで14も経由して到達しています。
ここで、9~14まではスクエニのサーバーなのでここで時間がかかっているならばスクエニのサーバーに問題があると考えられます。9より前の段階で時間がかかっているならプロバイダに問題があると考えられます。
数ヶ月前ですが私の環境でもラグが頻発したことがあり、tracerouteで調べたところスクエニ側でパケットロスが発生していたので不具合として報告したところ受理されて数日後に改善したことがありました。
そんな例もあるのでどこでロスが発生しているのか見極める必要があります。
もしプロバイダに問題があるとわかった場合、上の結果を添えてプロバイダに報告すれば改善される場合もあるようです。
それでももうどうにもならない・・・・・・ではプロバイダを変えましょう。
おすすめプロバイダ「インターリンク」
過去にOCN、ぷらら、SO-NETなどいろんなプロバイダを使ってきましたが今はここに落ち着きました。もう4,5年使ってます。あまり聞かない名前ですが、1995年から続く、OCN等大手プロバイダと同時期に開始されたプロバイダなので実績は十分。
最大で60日間の無料体験ができます。同じプロバイダでも地域や周囲の環境によっては必ずしも快適とはならない可能性があるのでまずは使ってみて判断できるのが良いところ。もちろんそこでやめてもお金はかからないので安心です。
無料期間は翌月末までなので今なら10月1日に申し込めば11月30日まで無料で使えることになります。
私の環境はフレッツ光ネクストマンションタイプですが、どんなにピークの時間帯でも20Mbpsはでているので遅いと感じることはあまりありません。FF14しながら動画を見たりしてても余裕です。
私は自宅にサーバーを置いて外からアクセスできるようにしているので、固定IPアドレス付きでも比較的安いのが選んだ理由でもあります。
ZOOT NATIVE
さらにおすすめなのが2017年4月からサービス開始した「ZOOT NATIVE」。
IPv6を使うサービスですが、IPoE DS-Liteという方式を使い、普通はIPv6で接続するな接続する先のサーバーも対応している必要があり、現状YouTubeやFacebookなど一部サービスでしか対応していませんが、このサービスではIPv4も同じ方式で高速につながっちゃうサービスです。
インターリンクのデメリットとしては有名どころほどの手厚いサポートはありません。サポートではなくセルフサポートとなっているようにある程度自分で調べて問題を解決できる、ユーザー同士で教え合って解決できる、といった人向けです。
↓ZOOT NATIVEを実際に使ってみました。

月500円の格安プロバイダ「BB.excite」
最近はユーザーが増えだしてちょっと遅くなった気もしますが、500円なのでサブのプロバイダとして使っています。
【BB.excite】光ファイバー 接続料割引キャンペーン実施中!
緊急時の接続にスマホでテザリング
スマホからなんてまともにプレイできなさそうと思いがちですが、意外と快適。以前家のルーターが壊れて繋がらなくなったとき、試しにiPhoneをUSBでつないで接続してみましたが、普通にプレイできました。といってもLTE(4G)に限ります。3Gは無理です。LTEならping 20~30msくらいはでるので普通にプレイできます。bpsはあまり関係ありません。FF14がどれくらいの通信データなのか前に調べてみましたが、1時間ほどIDに行ったりしていつもと同じようにプレイしてみましたが、1時間での通信量は30MBくらい。YouTubeで動画を見るよりはるかに少ない量です。
スマホは大抵通信制限があるので毎日プレイするのは厳しいですが、家の回線が繋がらないときとか、緊急の場合に使うのもおすすめです。
コメント
インターリンクの広告を見つけてFF出来るのか心配でしたが
安心して頼めそうです
ナイスな記事ありがとでした