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インテリアになるPCケース Fractal Design「North」レビュー

自作PC
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これまで使っていたPCケースは「Define 7 Compact」。性能的に申し分ないですが、「North」のインテリア性を重視したデザインに魅かれて交換しました。

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Define 7 Compact

今まで使っていたケースはFractal Designの「Define 7 Compact」。性能的には何の不満もないですが、やはり黒い鉄の塊なので見た目がどうしても無骨でインテリア的には浮いてしまいます。

今後引っ越しを検討している中で、部屋のインテリアにこだわりたいので、もっとおしゃれなケースにしたいと探してして見つけたのが「North」でした。

現在のスペック

主にゲーム用途ですが、仕事でWEBデザインや動画編集等のクリエイティブ用途でも使ったりします。

CPU AMD Ryzen 9 5900X
CPUクーラー Fractal Design Lumen S24 V2
マザーボード MSI MAG X570S TORPEDO MAX
メモリ ADATA AX4U3200716G16A-DCBK20 [DDR4 PC4-25600 16GBx2]
ビデオカード MSI GeForce RTX 4060 Ti VENTUS 2X BLACK 8G OC
SSD システム:CFD CSSD-M2B5GPG3VNF (M.2-2280 PCIe Gen.4 500GB)
データ:シリコンパワー SP002TBP34A80M28 (M.2-2280 PCIe Gen.3 2,000GB)
電源 MSI MPG A750GF (750W 80PLUS Gold)
ケース Fractal Design Define 7 Compact Black Solid

上記に加えてPCI-eにテレビチューナーのPV4とM.2 NVMe SSD変換カードを挿しています。

Northを開封

発売直後は人気でどこも品切れの状態が多かったですが、1年以上経って最近は普通に手に入るようになりました。
Amazonが最安値な場合が多いですが、購入時は少し値上げされていたのでドスパラで購入しました。

カラーはチャコールブラック、サイドパネルはメッシュのタイプにしました。
このケースをLEDで電飾するのはあまり似合いません。

箱から取り出すときに思ったより軽いなという印象を受けました。

Define 7 Compactが8.61kg、Northが7.6kgなので約1kgほど軽いようです。

何よりもフロントの木材が目を引きます。ウォルナット系の木の机やビンテージっぽい家具等にも会いそうです。

Define 7 Compactと並べてみました。見た感じのほとんど大きさは同じです。

427 x 210 x 474 mm(Define 7 Compact)
447 x 215 x 469 mm(North)

Northの方が奥行きが20mmほど広く、幅が5mm狭く、高さが5mmほど低い。
体積では若干Northの方が大きいです。

フロントの電源ボタンや端子の金属は金で統一されています。

正面から見ると中にファンが見えます。14cmのPWMファンが2基付属しています。

左側面。電源部分がFractal DesignではおなじみのPSUシュラウドで区切られています。
また、フロント側にもカバーがついており。ネジを外せばフルオープンにできます。

右側面。電源設置部分の横に3.5インチHDDを取り付けられるブラケットが付いています。
私はHDDは使わないので気にはなりませんが、スペースは狭いので取り付けは大変そう。

上部にはファン用ハブが搭載されています。

側面にファンを取り付けられるブラケットが付属しています。

側面にファンを追加して、ビデオカードやM.2 SSDをより冷却できるようになるかもしれませんが、一般的な環境ではあまり使うことはないと思います。

Northへのパーツの取り付け

Define 7 Compactに載せていたパーツを全て外してNorthに引っ越します。

まずは電源。ケースに付いていたブラケットを外して電源にねじ止め。

そしてケース背面に差し込んで手回しネジで固定します。

次にマザーボード。めんどくさいのでCPUクーラーとメモリは付いたまま取り付けました。

付属の丸ネジで8か所ねじ止めします。

CPUクーラーのラジエーターはフロントに設置し、ファンは吸気にしました
これまでは天井に設置して排気にしていましたが、ラジエーターは吸気の方が冷えます。
天井吸気だと埃の吸い込みがエグいのでフロントにしています。

フロントの金具をラジエーターとファンで挟むようにして設定します。
同じFrantal Designのクーラーだけあって干渉等は全くなく設置できました。

ケースに付属するUSBや電源等のケーブルをマザーボードに繋げます。
ケーブルを通す穴は多いのでケース内はスッキリしています。

元々フロントに付属していた14cmファンは天井に設置し、排気にしています。

ビデオカードを取り付けて補助電源ケーブルを挿します。
簡易水冷なので背面ファンは取り付けていません。

背面はこんな感じです。
とくにきつくも無く余裕で配線できました。

フロントパネルにはフィルターが付いているので、吸気をここに集中させることでケース内の埃の侵入を最小限に防ぎます。

TVチューナーやM.2 SSD用の拡張ボードも取り付けました。

ファンの静音化と温度計測

UEFIでファンの回転数を制御します。
上記はラジエーターのフロント吸気ファン。40℃までは40%で88℃から100%になるように設定しました。

天井の排気ファンは40℃までは28%とかなり緩めに設定しています。

CPUは40℃弱、GPUも40℃台で特に問題はありません。
CPUはCPB(自動オーバークロック)は切っており、定格3,700MHz、最大4,900MHzですが4,200MHzに制限して使っています。

OCCTストレステストでもCPUは44℃、GPUも54℃で問題なし。

Cinebenchでも最高60℃ちょいくらいでした。

まとめ

見た目重視のNorthですが、ゲーミングPC等でも十分使えるケースだと思います。
Define 7 Compactよりも静音性には劣りますが、簡易水冷でファン速度を調整すれば十分静かです。

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